ドイツは、木組みの家や美しい城、特色ある街道が大好きで、何度も訪れている国です。
その中でベルリンは、その過去の歴史故に、ドイツの他の街と違う印象が残っています。そんなベルリンのおすすめスポットを紹介します。
★東西統一の象徴ブランデンブルク門
東西ドイツ分断の象徴だった「ブランデンブルク門」。1989年の「ベルリンの壁」崩壊により、ドイツ統一のシンボルとなりました。現在は、多くの観光客が訪れています。

高さ26m、幅65.5m、奥行き11m、12本の古代ギリシャ風の柱が支える門の上部には、「4頭馬車と勝利の女神ヴィクトリアの像」が飾られています。1806年、プロイセンとの戦争に勝ったナポレオンによって持ち帰られ、1814年に再びプロイセンが勝利した際に、再びベルリンに戻ってきたという歴史があるそうです。

「ブランデンブルク門」から「6月17日通り」をまっすぐ進むと、「戦勝記念塔(ジーゲスゾイレ)」が立っています。

「戦勝記念塔(ジーゲスゾイレ)」19世紀半ばにデンマークとプロイセンが戦ったデンマーク戦争の勝利を記念して建てられました。67mの高さの塔の上には、高さ8.3mの黄金の女神ヴィクトリアの像が乗っています。名作映画「ベルリン天使の詩」で、主人公の天使が人間界に降り立ったところが、この塔でしたね。
また、「ブランデンブルク門」のそばには、「国会議事堂」があります。

「国会議事堂」は、巨大なガラスドームが特徴で、予約制で内部を見学することができます。入場料は無料ですが、「国会議事堂」の公式HPからインターネット予約をし、当日は予約確認書とパスポートが必要です。
★ベルリンのソウルフード
ベルリンでどうしても食べたかったものが、「カリーヴルスト」です♪

ドイツといえばソーセージですが、ベルリンはこの「カリーヴルスト」が有名です。焼いたソーセージを食べやすい大きさにカットして、トマトソースとカレー粉をかけたのが基本スタイルです。街を歩いていると、あちこちに店舗や屋台があり、まさにベルリンのソウルフード!! 私も屋台で買って、近くの公園のベンチでいただきました。カレー粉の風味がきいていて、とても美味しかったです♪
お店によってソーセージの種類が違い、トマトソースやカレー粉もお店オリジナルのブレンドがあるそうで、地元の方は自分のお気に入りのお店があるとか。次回ベルリンに行く機会があれば、「カリーヴルスト」巡りをしてみたいです。
そして、もう1つのベルリン名物が「アイスバイン」です!

「アイスバイン」は、塩漬けした豚のすね肉を香味野菜や香辛料で数時間煮込んだものです。見た目よりさっぱりしていて、付け合わせのマッシュポテトと一緒にいただくと、ホント美味しい♪ 料理が運ばれてきた時は、この大きさと骨にびっくりしましたが、しっかり完食しました(笑)
私が訪れたのは、ポツダム広場の「ソニーセンター」にあるビアレストラン「リンデンブロイ」。店内の貯蔵タンクにある自家製ビールも、とても美味しかったです♪ ぜひ、次回も行ってみたいところです。