私が海外旅行に行き始めた1990年代、写真は今のようなデジタルではなく、ネガフィルムの時代でした。
★ネガフィルムの時代
24枚または36枚撮りのフィルムを何十本も持って、空港のエックス線検査のために、エックス線ガード用の袋にそのフィルムを入れ、渡航しました。帰国すると、フィルムを写真屋さんで現像してもらい、気に入った写真は大きく引き伸ばしてもらいました。
その後、現像と合わせてCDーROMにデータを入れてもらい、いつでも写真を楽しむことができるようになりました。ブログにアップしたスイスやニュージーランド、カナダはそれらの写真です。
今回、ネガしか残っていない写真の中から、どうしても残しておきたいものを、実家にあるフィルムスキャナーを使ってデータに起こしてみました。画像はあまりよくないものの、その時の思い出が色々蘇ってきましたので、数回に分けてその話をしたいと思います。
★バスで巡るドイツ
ドイツには今まで個人旅行で3度、ロマンティック街道、メルヘン街道、ベルリンなどを訪れました。その最初の訪問時の写真たちです。
ロマンティック街道は、「ロマンティック街道バス」を利用して、2度訪れました。2019年より経路や停車場所が大きく変更になったようですが、個人旅行者にとっては、観光地を巡ることのできる便利なバスです。
ロマンティック街道バス
ディンケンスビュールは、可愛い木組みの家が立ち並ぶ、中世の街並みがそのまま残る街です。当時は、45分間の停車時間の間に、街中を散策することができました。
こちらは「ドイチェスハウス」という1440年頃建てられたホテル兼レストラン。切妻屋根がとても可愛い、ディンケンスビュールを代表する建物です。

家々のパステルカラーの壁がとにかく可愛い♪ カメラのシャッターを押す手が止まらなかったことを覚えています。

中でも、私が特に気に入った街が、フランクフルトに程近いヴュルツブルグです。
日本ではあまり馴染みのない街ですが、「レジデンツ」は世界遺産に登録されていて、「階段の間」の天井のフレスコ画は、長い時間見とれるほどとても素晴らしいです!

建物裏の庭園も、きれいに整備されています。


領主司教の居城であった「マリエンベルグ要塞」も見どころの1つです。要塞には、教会や博物館などもあり、何より要塞から見るヴュルツブルグの街並みが素晴らしいです。

そして、ヴュルツブルグに来たらぜひ「フランケンワイン」を飲むことをおすすめします。
ヴュルツブルグは、ドイツ有数のワインの産地。「フランケンワイン」は、ドイツフランケン地方の白ワインで、壺型のボトルが特徴です。 キリッとした辛口白ワインで、現地で飲んだ味が忘れられず、今でも時々購入しています。

★ドイツ長期滞在の夢
こちらは、世界遺産の街「バンベルグ」。ドイツの小ベニスと言われる、旧市街の街並みと水辺の景色の美しい街です。あまり時間がなくて、充分観光できなかったのが心残りです。


そして、大学の街「ハイデルベルグ」。もう少し写真撮りたかったなあ。



「メルヘン街道」のハーメルンや木組みの家が可愛いツェレなど、写真はあるものの、一眼レフできれいな写真を残したいと思っている街もたくさん。
モノトーンの街フロイデンベルグや、絶景のザクセンスイス、魔女の街ゴスラーなど、行ってみたい所も、まだまだたくさん。
目下の夢。。。 リタイアしたら数か月ドイツに滞在して、行きたい所を制覇する!!
まず今年は、ドイツ行きたい所リストを作って、その街のことを色々調べよう! きっとそんな時間も楽しいはず♪