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ポルトガル・リスボン 一人旅におすすめモデルコース

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ヨーロッパの西の端に位置するポルトガル。

480年以上前より日本と歴史的な関わりを持ち、ポルトガル語を起源とした日本語もあるほど。

ただし他のヨーロッパの国に比べ、旅行に関する情報が少ないのが現状です。

そこで、ポルトガル旅行を計画している方、特に初めてポルトガルに一人旅を考えている方向けに、実際女子一人旅で訪れた私が、旅の情報を紹介します。

まず今回は、首都リスボンでぜひ訪れていただきたい、おすすめモデルコースをお伝えします。

観光スポットだけでなく、リスボン観光に役立つ情報も併せて紹介しているので、皆さんの旅の計画の参考になればうれしいです。

(なお、写真は2018年ポルトガル訪問時に撮影したもの、データは記事掲載時のデータをもとにしています)

2日間で訪れるリスボンのモデルコース

ここでは、観光施設やフォトスポットなど、2日間で訪れることができる10のスポットを紹介します。

まずは1日目。

ジェロニモス修道院

リスボン中心部のロシオ駅から路面電車にて約30分、ベレン地区は大航海時代の栄華を残す場所。

そのベレン地区に建っているのが、世界遺産のジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)です。

 

入口左側にある南門は見どころの1つ。
上部には、聖母マリアを中心に、24人の聖人と聖職者たちの彫刻が、扉の上にはエンリケ航海王子の像を見ることができます。

 

「マヌエル様式」と呼ばれるロープや鎖、さんご、ヤシの木などの大航海時代を象徴するモチーフが使われた外観と内装は、本当に圧巻!
まるで白いレースのような緻密で壮麗な装飾です。

 

修道院内のサンタ・マリア教会は、2階の聖歌隊席から眺めが素晴らしい、ヤシの木をモチーフにした柱と、王家の霊廟でもある祭壇がとても荘厳な空間です。

 

ジェロニモス修道院は、入場券を購入するのも混み合う、リスボンを代表する人気に観光スポットです。
そのため、事前にオンラインでチケットを購入することをおすすめします。

日本語で予約OK! 考古学博物館に立ち寄らず、直接修道院の入口に行くことができます。

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リスボアカードを使わない方におすすめです。
※リスボアカードの詳細について記事内に記載しています。

施設名 :ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)
住 所 :Praça do Império 1400-206 Lisboa, ポルトガル
開館時間:(火~日)9:30~18:00  ※冬季変更の場合あり 月曜日定休
入場料金:12€ 2024.6現在

 

発見のモニュメント

ジェロニモス修道院からすぐ、海側に建っているのが、発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentosです。

1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して作られたこのモニュメントは、間近で見るとその大きさに驚きます。

1番前に立っているのはエンリケ航海王子。3人目がヴァスコ・ダ・ガマ、その後ろにマゼランがいます。後ろから2番目には、日本で布教活動を行ったザビエルもいます。

モニュメントのある広場は入場無料。
屋上の展望台には、有料でエレベーターを使って上がることができます。

施設名 :発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)
住 所 :Av. Brasília, 1400-038 Lisboa, ポルトガル
開館時間:10:00~19:00 ※冬季変更の場合あり

 

ベレンの塔

発見のモニュメントから海沿いを歩くこと約10分、ベレンの塔(Torre de Belém)は、ベレン地区にあるもう1つの世界遺産です。

1520年に建てられたこの塔は、テージョ川を監視する要塞や税関などとして使われてきました。
現在は外観やテラスに、その当時の面影を残すのみです。

こちらも、かなり混み合いますのでご注意を。

施設名 :ベレンの塔(Torre de Belém)
住 所 :Av. Brasília, 1400-038 Lisboa, ポルトガル
開館時間:(火~日)9:30~18:00  ※冬季変更の場合あり 月曜日定休
入場料金:8€ 2024.6現在

 

パスティス・デ・ベレン

ベレン地区に来たらぜひ訪れていただきたいのが、ナタ(エッグタルト)の名店パスティス・デ・ベレン(Pastéis de Belém)です。
私がポルトガルで食べた中でも、絶品のナタがいただけるお店です。

 

1837年創業の老舗のお店で、ジェロニモス修道院から伝わった作り方を今も継承しているとのこと。

アズレージョの壁が素敵な店内で、焼き立てをドリンクと一緒にいただけるほか、テイクアウトもできます。

熱々の焼き立てナタは、皮はサクサク、トロトロのカスタードはなめらかで甘すぎず、いくつでも食べられそうです。

 

ちなみにポルトガルでは、コーヒーの種類が多種多様です。
エスプレッソがメインで、メイア・ドゥ・レイテは、コーヒーとミルクが半々で、大きなカップで出てくるコーヒーです。

場所は、ジェロニモス修道院から歩いてすぐ。
人気店で1日中混み合うので、ジェロニモス修道院のオープン前に訪れるのがおすすめです。
テイクアウトの場合は、専用レジに並ぶのでご注意を。

施設名 :パスティス・デ・ベレン(Pastéis de Belém)
住 所 :R. de Belém 84 92, 1300-085 Lisboa, ポルトガル
営業時間:8:00~21:00  ※冬季変更の場合あり

 

ピッカのケーブルカー

ベレン地区から再び路面電車でリスボン中心部へ、途中のCais do Sodré駅で下車します。

目の前にあるのは、100年以上の歴史を持つリベイラ市場。
市民の台所と呼ばれた市場は、フードコートを備えた施設に改装され、ここで食事をするのもおすすめです。

リベイラ市場から徒歩約5分で、ケーブルカーのピッカ線の乗り場に到着します。
ここからバイシャ地区の西側、バイロ・アルトを目指します。

 

坂道をガタガタとケーブルカーに揺られながら約5分、降り場から眺める街並みは、リスボンで有名なフォトスポットの1つです。

 

カルモ修道院

ケーブルカーの駅から徒歩約10分のところに、カルモ修道院(Museu Arqueológico do Carmo)があります。

1389年に建てられたこの教会は、1755年の大地震で倒壊し、現在外壁と石柱が残るのみ、現在内部は考古学博物館となっています。

廃墟となって今もなお残る教会を見学しながら、当時の姿に思いを馳せることができます。

施設名 :カルモ修道院(Museu Arqueológico do Carmo)
住 所 :Largo do Carmo 27, 1200-092 Lisboa, ポルトガル
開館時間:(火~日)10:00~19:00  ※冬季変更の場合あり 日曜日定休
入場料金:7€ 2024.6現在

 

サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台

カルモ修道院から徒歩7分、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台(Miradouro de São Pedro de Alcântara)は、サン・ジョルジェ城やリスボンの街並みを一望できるビュースポットです。

展望台広場にはドリンクや軽食の屋台が出ていて、観光客だけでなく、地元の人々も多く集まっています。
また、以前有名な芳香剤のCMロケ地としても使われました。

 

夕陽の名所としても知られており、太陽が沈む頃、空と家々の白い壁がオレンジ色に染まる風景はまさに絶景です。

ぜひ1日の観光の最後に訪れていただきたい場所ですね。

施設名 :サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
(Miradouro de São Pedro de Alcântara)
住 所 :R. de São Pedro de Alcântara, 1200-470 Lisboa, ポルトガル
開場時間:24時間
入場料金:無料

 

2日目はこちらから始めましょう。

アルファマ地区

アルファマ地区は、サン・ジョルジェ城の立つ丘からテージョ川にかけての一帯で、1755年のリスボン大地震の際に被害を逃れたため、当時の面影を残す「リスボンの下町」と呼ばれています。

まずは、アルファマの街を一望できるサンタ・ルジア展望台からスタートです。

 

展望台脇の道を下っていくと、白やパステルカラーの外壁が可愛い家々が建ち並んでいます。

家の壁にイラストが描かれたエリアもあり、見ているだけで街歩きが楽しくなってきます。

 

アルファマ地区には、ファドが聴けるお店が集まっているので、夜に出かけてみるのもいいですね。

 

サン・ジョルジェ城

古くは紀元前に要塞として使われ、13世紀~16世紀頃までは王宮として、その後は軍事要塞として使用されたサン・ジョルジェ城Castelo de S. Jorge)。

城内の展望スポットから一望できるのは、オレンジ屋根が続くリスボンの街並みです。

遠くに見えるのは4月25日橋。
まさに絶景を楽しめるビュースポットです。

 

海の近くの大きな広場は「コメルシオ広場」です。

 

残された城壁は、当時が偲ばれる強固な造りで、その上を歩くことができます。

城壁からの眺めも素晴らしい、ビュースポットです。

施設名 :サン・ジョルジェ城(Castelo de S. Jorge)
住 所 :R. de Santa Cruz do Castelo, 1100-129 Lisboa, ポルトガル
開場時間:9:00~21:00  ※冬季変更の場合あり
入場料金:15€ 2024.6現在

 

サンタ・ジェスタのエレベーター

坂道の多いリスボンの街、バイロ・アルトとバイシャ地区とは、30mの高低差があるため、鉄製のエレベーターが2つの地区を結んでいます。

このサンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)は、エッフェル塔の製作者エッフェルの弟子によって造られたため、どこかエッフェル塔を思わせます。

高さは45m、エレベーターの真下から見ると、かなりの迫力です。

 

内部は木造造りで、レトロな雰囲気。

 

エレベーターの頂上は展望台になっていて、エレベーターの料金とは別に、展望台の入場料金が必要です。

ちなみに、上りはとても混み合うので、下りの利用をおすすめします。

施設名 :サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)
住 所 :R. de Santa Justa, 1150-060 Lisboa, ポルトガル
営業時間:7:00~22:45  ※冬季変更の場合あり

リスボン観光に便利なリスボアカード

リスボンに数日間滞在し、観光を満喫するなら「リスボアカード」が便利です。

リスボアカードは、路面電車やケーブルカー、地下鉄、バス、ケーブルカーなどの公共交通機関が無料になるほか、ジェロニモス修道院やベレンの塔などの数十カ所の観光施設も無料となります。(ただしジェロニモス修道院では、隣接する考古学博物館にてチケットを引き換える必要があります。)
リスボンからシントラまでの電車代も無料なので、観光に行かれる方はうれしいですね。

またリスボアカードを利用すると、都度現金やカードを出し入れする必要がないので、防犯対策としても役に立ちます。

リスボアカードは、24時間・48時間・72時間の3種類。
リスボン空港やコルメシオ広場などの主要なツーリストインフォメーションで購入できます。
リスボン空港のツーリストインフォメーションは、朝早くから夜遅くまでオープンしているので、こちらで購入するのをおすすめします。

直接窓口で購入できるほか、Klookのサイトでも購入可能です。
日本語で予約ができ、事前支払いなので、言葉に不安な方でも安心です。
当日窓口にてバウチャーとパスポートを提示し、チケットと引き換えます。

リスボアカードの予約はこちらから

 

まとめ

今回は、ポルトガル旅行を計画している方、特に初めてポルトガルに一人旅を考えている方向けに、リスボンでぜひ訪れていただきたい、おすすめモデルコースを紹介しました。

リスボンはコンパクトな街なので、2日間で見どころを回ることができます。

ぜひリスボアカードを使って、お得に観光を楽しんでくださいね。

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