マレーシアの首都、クアラルンプール。
高層ビルやショッピングモールなどが立ち並ぶ、東南アジアを代表するアーバンシティです。
一方、多民族国家らしく、街中にはイスラム、ヒンドゥー、仏教と、寺院やモスクがあちこちに立ち並び、フォトジェニックな場所がたくさんあります。
今回は、カメラ女子でもある私が実際に訪れた、クアラルンプールの観光スポットを4つ紹介します。
クアラルンプールを初めて訪れる方、クアラルンプールでSNS映えの写真を撮りたいと思っている方の参考になればうれしいです。
定番スポット「ペトロナスツインタワー」
クアラルンプールに来たなら、必ず訪れるべき観光スポット「ペトロナスツインタワー」。
高さ約452m、2つの尖塔とその間を繋ぐスカイブリッジが圧倒的な存在感を感じさせます。
タワーのそれぞれを日本と韓国の会社が施工していて、日本との縁もある建築物です。
今回私がおすすめするフォトスポットは、以下の3つ!
見え方がそれぞれ異なるので、ぜひ3つとも訪れてみてくださいね。
コンベンションセンター前のフォトスポット
繁華街のブキッ・ビンタンから屋根付きのスカイウォークを歩いて約10分、KLCC水族館に隣接する「クアラルンプール・コンベンションセンター」。
その前に広がるKLCC公園越しのペトロナスツインタワーが、第1のおすすめスポットです。
観光客がそんなに多くないのがうれしいポイント。
コンベンションセンターのボードの前で記念撮影をしている方が多くいたので、私も撮っていただきました。
タワーと緑の木々、たなびく国旗と、マレーシアらしい写真になり、大満足でした♪
スリアKLCC前で噴水ショーとライトアップ
第1のスポットから徒歩5分、ショッピングモール「スリアKLCC」前の噴水前のエリアが、私の一押しスポットです。
昼間ももちろん、迫力あるタワーの姿を眺めることができます。
さらに素晴らしい景色を楽しめるのが、夜に行われる噴水ショーです!
音楽に合わせて色とりどりの噴水が吹き上がり、ライトアップされたペトロナスツインタワーとともに、とても幻想的な雰囲気です。
噴水ショーは約30分間、夜20時から随時行われます。
間近で眺めるペトロナスツインタワー
スリアKLCCに隣接するペトロナスツインタワー。
正面側からの姿も堂々としています。
夕方、徐々に辺りが白んでくると、タワーは銀色に輝き始めます。
タワー正面の小さな噴水エリアには、その美しい姿を見ようと多くの観光客が集まっていました。
まるで異次元の世界のようです。
展望台とスカイブリッジには、有料で入場することができますので、もし時間があれば登ってみるのもいかがでしょうか。
風情あるウォールアート「鬼仔巷」
チャイナタウンに位置する「鬼仔巷(Kwai Chai Hong)」は、1960年代をイメージした裏路地です。
かつて廃墟となっていた場所を、2019年道路や壁、お店などを整備し、人気の観光スポットとなりました。
チャイナタウンの喧騒を離れた鬼仔巷の目印は、この黄色い建物。
アイスクリームが人気のカフェです。
カフェ隣の細い路地にある赤い橋を渡ると、行き止まりの狭い一角がフォトスポット。
旧正月前だったので、提灯や凧などが飾られていました。
中でも目を引くのが、日本人も懐かしさを感じるウォールアート。
2階の大きな壁に描かれたこの壁画、椅子に座ると、まるで自分が理容師に髪を切ってもらっているような写真が撮れます。
周りには、カフェや食堂なども多くあり、散策が楽しいエリアです。
歴史を感じる「ムルディカスクウェア」
MRTマスジット・ジャメ駅から徒歩10分、「ムルディカ・スクウェア(独立広場)」は、高さ95mのマレーシア国旗がはためく、緑の芝生が美しい広場です。
1957年8月31日イギリスから独立し、初めて国旗が掲揚された、歴史的に記念すべき場所でもあります。
広場から眺められるのは、歴史的建造物「スルタン・アブドゥル・サマド・ビルディング」。
遠くに、KLタワーとペトロナスツインタワーの姿を見ることもできます。
スルタン・アブドゥル・サマド・ビルディングは植民地時代に建てられた建物。
真ん中に高さ40mを越える時計塔、両端にはドームを持つモスクがあり、インドとイスラム建築が融合した、独特の姿をしています。
記念撮影スポットとしてお馴染みの「I♡KL」の看板は、広場奥の噴水の近くにあります。
ぜひ探してみてくださいね。
眺望とウォールアートが魅力のリバーサイド
マスジット・ジャメ駅とムルディカスクウェアの間にあるリバーサイドエリアが、最後におすすめするスポットです。
川の両側にはカフェが並ぶ歩道もあり、散策にもってこいの場所です。
リバーサイドで目を引くのが、建物の壁に描かれた2つのウォールアート。
どちらの壁にも、懐かしいマレーシアの風景が描かれています。
クアラルンプールのモニュメントが目印の「マスジットジャメ」は、1909年に建てられたクアラルンプールで最も古いモスクです。
後方には、KLタワーの姿が。
クアラルンプールらしい風景ですね。
まとめ
今回は、クアラルンプールを初めて訪れる方、クアラルンプールでSNS映えの写真を撮りたいと思っている方におすすめの観光スポット4つを紹介しました。
どちらも無料で楽しめ、手軽に行ける場所ばかりです。
ぜひ、クアラルンプール旅の参考にしていただければうれしいです。
なおクアラルンプールは、年間平均気温30℃前後の都市。
観光には、水分補給や傘、帽子などを忘れず、電車やタクシーをうまく利用しましょう。