タイやベトナム、シンガポールなど、東南アジアの国々でよく利用されている配車アプリ「Grab」。
先日私が訪れたマレーシアでも、現地の方も観光客もよく利用している移動手段です。
今回は、マレーシア旅行で実際Grabを利用した私が、アプリの登録方法や現地での使い方などを紹介します。
マレーシア旅行でGrabを使おうか迷っている方、使い方がよく分からない方の参考になればうれしいです。
配車アプリ「Grab」とは
東南アジアの国々で、現地の方や観光客によく利用されている配車アプリ「Grab」。
タクシーや一般ドライバーの車の配車はもちろん、フードデリバリーも依頼できます。
Grabを利用するメリットは、以下の通り。
1.乗車前に料金が分かる
海外でタクシーを利用する場合、メーターがなかったり、値段交渉が必要なことが多いですよね。Grabの場合、アプリで料金を確認してから配車を依頼できるので安心です。
2.ドライバーの質がいい
配車依頼前に、ドライバーの名前や顔写真、車の種類、評価などを確認できます。評価がドライバーの受注につながるので、概して対応もいいです。
3.ドライバーとの会話が不要
アプリで乗車・配車を指定するので、ドライバーと会話する必要がなく、言葉に自信がなくても安心です。
4.現金で支払う必要がない
クレジットカードを登録しておけば、車内で支払いをする必要がありません。
Grabアプリの登録方法
Grabのアプリは、App StoreまたはGoogle Playにてダウンロードできます。

以下、Androidユーザーの私が登録した手順を、簡単に説明します。
アカウント登録
アプリを立ち上げると、以下の順で登録を行います。
日本語対応しているので安心ですよ。
(画像は2024年時点でのものです。変更になっている場合はご了承ください。)
当初マレーシアの前にタイに行く予定だったため、見本の画像にタイの都市が表示されていますが、現地では自動的にマレーシア対応の表示になりましたのでご心配なく!
1.利用する国と都市を選択します。


2.「サインアップ」をクリックします。

3.SMS認証を求められるので、日本の国番号「+81」を選択、電話番号の頭の0を省いて入力します。
4.ユーザー名を登録します。

現地で乗車する際、ドライバーから確認のためユーザー名で呼ばれるので、聞き取りやすいユーザー名を登録することをおすすめします。
日本での設定は以上です。
クレジットカード登録は現地にて
Grabでの支払い方法は、現金またはクレジットカードを選択できます。
クレジットカードの登録は、現地に到着してから行います。
「支払いカードを追加」をクリックし、カード番号などを登録します。
カード認証のため、1RMが引き落とされますが、すぐに返金されます。

私がクレジットカードの支払いにしたのは、以下の理由からです。
・現金の場合、お釣りがもらえない場合が多い。
・登録したクレジットカードで決済されるので、着いたらすぐ下車できる。
ちなみに、私は不正利用を避けるため、クレジットカードを利用しするとすぐline通知が来るシステムを利用しています。
現地でのGrab利用方法
まず、現地での利用には位置情報をオンにする必要があります!
(以下画像は、私が2025年1月現地で利用したものです。変更になっている場合はご了承ください。)
配車
1.トップメニューの「車」をクリックします。

2.目的地を設定します。
「どこへ?」に目的地を英語で入力します。
駅やホテル、観光スポットなどは、最初のアルファベットをいくつか入力すれば予測で候補が出てきます(画像右)。
また履歴が表示されるので、よく利用する場所の場合に便利です(画像左)。
「KL Sentral」のようにエリアが広い場所は、メイン入口や出発ホールというように、いくつか降車スポットが表示されるので、自分の降りたい場所を選択しましょう(画像右)。


3.乗車地を設定します。
位置情報により、現在地が設定されます。
配車場所は、車が止まりやすい場所にするのがポイント!
もし道路事情で乗車が難しい場合は、止まりやすい場所に配車場所を移動しましょう。
4.予約できる車種と所要時間が表示されるので選択し、予約ボタンをクリックします。
私が利用していたのは、Standard(JustGrab)。
一般車両またはタクシーで、一番近くにいる4名乗りの車です。
6名までであれば、6seatsを選びましょう。
またStandard plusは、JustGrabよりもいいグレードの車となります。

Grabを一番最初に利用する場合のみ、予約の際に顔認証が必要となります。
予約が完了すると、ドライバーの顔写真、車両ナンバー、車種、車の色、ドライバーの評価が表示されます。
また車の現在地と、到着までの所要時間が合わせて出てくるので、時間に間に合うように待っていましょう。
乗車中
乗車の際は、必ず車両番号を確認しましょう。
ドライバーは、ユーザー名を呼んでくれますが、念のため、私はドライバーにスマホの画面を見せ、予約した車かどうか確認してもらっています。
すでに目的地は分かっているので、車内ではドライバーと会話する必要はありません。
乗車中は、アプリにて現在の位置と到着時間、残りの距離・時間を確認できるので、チェックするのをおすすめします。

支払い
クレジットカード登録をしている場合は、降車前にアプリで引き落とし金額が通知されるので、そのまま下車すればOKです。
下車したら、ドライバーの評価もしましょう。
Grab利用の注意点
予約後、一定時間を過ぎてキャンセルすると、キャンセル料が発生します。
国によってその時間は多少異なりますが、予約後3分を超えてのキャンセルは対象となります。
またドライバーが到着しているのに3分以内に乗車しないと、ペナルティが課せられます。
ただし、ドライバー側からのキャンセルや、到着予定時間になっても車が来ない場合のキャンセルは、キャンセル料がかかりません。
キャンセル料の支払いについて申し立てがある場合は、Grabのヘルプセンターに連絡をしましょう。
まとめ
今回は、東南アジアの国々でよく利用されている配車アプリ「Grab」の登録方法や使い方を紹介しました。
私自身、マレーシア旅行で初めて利用しましたが、とても便利な移動手段だと思いました。
東南アジアの旅行では、暑い中観光をすることがしばしば。
公共交通機関やGrabなどをうまく使って、快適な旅行をしてくださいね。
私がマレーシア旅行で参考にしたガイドブックはこちら!
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