ポルトガルの首都リスボンからバスで約1時間、オビドスは人口約800人の小さな街。
その美しさとアクセスの良さから、観光客が多く訪れるポルトガルの人気観光地です。
今回は、ポルトガル旅行で実際にオビドスを訪れた私が、オビドスの見どころや、リスボンからのアクセスなどを紹介します。
ポルトガル旅行を計画している方、リスボンからの日帰り旅を考えている方、ポルトガルに興味がある方の参考になればうれしいです。
(写真は2018年の訪問時、データは記事投稿時のものです)
オビドスの概要
オビドスは、その美しさから「谷間の真珠」と呼ばれる、城壁に囲まれた小さな街です。
1282年、ディニス王がその町の美しさに魅せられ、王妃イザベルに街をプレゼントしたことをきっかけに、その後代々の王妃の直轄地になりました。

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リスボンからオビドスへの行き方
リスボンからオビドスへは、バスを利用するのが便利です。
所要時間は、約1時間。
リスボンのバス乗り場は、地下鉄カンポ・グランデ(Campo Grande)駅の第2バスターミナルの乗り場になります。
平日は約1時間おきにバスが出ていますが、土日祝日は本数が減るので注意が必要です。
チケットは、乗車時運転手さんから直接購入します。
個人でのバス移動に不安な方は、現地ツアーの利用も便利です。
英語ガイドですが、kkdayのコースでは、オビドスのほか、ファティマやナザレなどをめぐる1日ツアーが人気です。
オビドスの見どころ
オビドスは、ローマ時代に築かれた城壁に囲まれた街。
徒歩で観光でき、ゆっくり回って2時間ほど、食事やお茶をしても半日あれば見て回れるコンパクトなところです。
城壁の上をぐるり散策
まずは、オビドスの街を一望できる城壁めぐりがおすすめです!
オビドスのバス停を降りるとすぐに城壁の西門があるので、城壁に登って、街を上から眺めてみましょう。
茶色の屋根と白壁の家が続いていて、奥にはポサーダ(歴史的な建物を使った宿泊施設)が見えます。

城壁は街をぐるりと取り囲んでいます。

城壁の幅は人1人が通れるほどの狭さです。

途中手すりがないところもあり、高所恐怖症ぎみの私はドキドキする場面も。

城壁の上からは、家の屋根や庭を間近に見ることができます。
住民の方の暮らしが垣間見れるのも、城壁歩きの魅力の1つです。


30分ほどかけて半周進んだところで、城壁を降りました。
なお、城壁は高いところで13m、足元が危ないところもあるので、無理をしないように散策しましょう。
花が咲き誇る街の中を散策
ポサーダの前の通りが、オビドスのメインストリート。

お土産屋さんやレストランが並び、馬車も走っています。
さすが人気の観光地、観光客でいっぱいです。

私が訪れたのは10月初め。
街の至るところに、赤や黄色、ピンクと色とりどりの花が咲いていて、白い壁に映えていました。






メインストリートを一歩外れると、人通りが少ない小さな小道もあり、街歩きをするのがとても楽しい場所です。
テラスで味わうポルトガル料理
天気のいい日は、食事やお茶をテラスでいただくのがおすすめです!
私がランチで訪れたのは、サン・ペドロ教会横の「1 De Dezembro」。
青と白の壁がとても可愛いレストランです。

注文したのは、ポルトガルビール「サグレス」の限定ビールと豚肉のグリル。
豚肉の上には目玉焼き、塩コショウの味付けだけなのに、とても美味しかったです♪


メインストリートから外れているので、落ち着いて食事ができ、お一人様の私にも親切に対応していただきました。
まとめ
今回は、ポルトガルの美しい街オビドスを紹介しました。
リスボンからのアクセスが良く、半日あれば観光できるコンパクトさが魅力の、日帰り旅にぴったりの場所です。
ぜひポルトガル旅行の際は、訪れてみてくださいね。