ヨーロッパの西の端、ポルトガル。
大航海時代より日本と関わりの深いこの国は、他のヨーロッパの国々に比べ、比較的治安が良く、また物価もそれほど高くなく、一人旅や女子旅に人気の場所です。
今回は、私がリスボンからの日帰り旅で訪れた、アレンテージョ地方の世界遺産の街エヴォラを紹介します。
私がおすすめの観光スポット4つと、アレンテージョの名物料理を詳しく紹介しますので、ポルトガル旅行を計画している方、ポルトガルに興味のある方の参考にしていただければうれしいです。
(写真は2018年の訪問時、データは記事投稿時のものです)
エヴォラの概要
ポルトガルの南東部、オリーブ畑や麦畑が広がるアレンテージョ地方に、ローマ時代から栄えた世界遺産の街「エヴォラ」があります。
3世紀にローマ人がこの街に城壁を造ったのが始まりとされ、その後数々の建造物や大学などが建てられ、この地方の中心地として栄えました。
ゆったり時間が流れる街は、リスボンからの日帰り旅にぴったりな場所です。
私がポルトガル旅行に参考にしているのが、こちらの「ポルトガルへ リスボンととっておきの町を訪ねるレトロな旅時間」です!
2025年6月に最新刊が出ています。
リスボンからエヴォラへの行き方
リスボンからエヴォラへは、バスを利用するのが便利です。
所用時間は、約1時間半。
リスボア・オリエンテ駅すぐのバスターミナルまたは、地下鉄のジャルディン・ズロジコ駅すぐそばのセッテ・リオス・バスターミナルから出発します。
運行しているバス会社は、Rede ExpressosとFlix bus。
どちらも1時間おきに出発しているので、とても便利!
両方とも、公式サイトやアプリでチケットを購入できます。
バスターミナルの窓口は混みあうこと、繁忙期は満席になることも多いので、事前に購入されるのをおすすめします。
また、英語での予約は苦手という方は、「OMIO」にて日本語を予約することができます。
手数料は少しかかりますが、言葉の壁がないのがうれしいですね。
エヴォラの見どころ
ここからは、エヴォラで訪れるべきスポットを4つ紹介します!
天正少年遣欧使節も訪れたカテドラル
エヴォラのバスターミナルから旧市街へ徒歩約15分、2つの塔が特徴の「カテドラル」です。

12~13世紀に建てられた大聖堂ですが、1584年日本の天正遣欧使節の4人が滞在したことでも知られています。
聖堂の中にあるパイプオルガンはその頃からあるもので、当時4人が聴いた(または弾いた)とそうです。

カテドラルは、テラス式の屋根になっていて、上ることができます。
ファザードを歩くと、塔や鐘を間近で見ることができ、かなりの迫力です。
エヴォラの街も一望できます。




2階のテラスに出て、バラ窓の近くまで行くこともできます。


もちろん1階の回廊からの眺めも素敵です。


見どころがたくさんのカテドラル、ぜひ時間をかけて見学することをおすすめします。
施設名 :カテドラル(エヴォラ大聖堂 Catedral de Évora)
住 所 :Largo do Marquês de Marialva, 7000-809 Évora, ポルトガル
開館時間:9:00~17:00
入場料金:4ユーロ(見学 + 回廊 + パノラマビュー)2025.8現在
ローマ時代のディアナ神殿
カテドラルのすぐ近くに建っているのが「ディアナ神殿」です。

ローマ時代に造られたコリント様式の建物で、現在は土台と柱を残すのみですが、当時の面影を感じることができます。

夜はライトアップもされるとか。
施設名 :ディアナ神殿(Templo Romano de Évora)
住 所 :Largo do Conde de Vila Flor, 7000-863 Évora, ポルトガル
開館時間:24時間営業
入場料金:無料 2025.8現在
アズレージョが美しいロイオス教会
ディアナ神殿の前に位置しているのが「ロイオス教会」です。

この教会の一番の見どころは、内部のアズレージョ。

18世紀初頭に描かれたもので、聖人の生涯が描かれています。
壁いっぱいに描かれた青いアズレージョに、思わず感動してしまいました。


教会の隣には、ポサーダ(お城や宮殿、修道院などを改装した国営ホテル)があるので、エヴォラに宿泊するプランもおすすめです。
施設名 :ロイオス教会(Igreja dos Lóios)
住 所 :Palácio Cadaval, 7000-845 Évora, ポルトガル
開館時間:10:00~13:00 14:00~18:00 月曜休み
入場料金:7ユーロ 2025.8現在
城壁を貫く水道橋
旧市街の端、街を囲む城壁の外に向かって、長い「水道橋」が伸びています。

16世紀に「ベレンの塔」の設計者によって、街の中心地のジラルド広場から全長18kmにも及ぶ水道橋が造られました。
今も9km現存して、まるでエヴォラの街を突き刺すように建っています。

道路や家をまたいで伸びる水道橋の姿は、中世と現在が交じり合った不思議な風景ですね。
施設名 :水道橋(Aqueduto da Água de Prata)
住 所 :R. do Cano 87, 7000-592 Évora, ポルトガル
開館時間:24時間営業
入場料金:無料 2025.8現在
アレンテージョの名物料理
ここでは、私が実際に食べたアレンテージョの名物料理「カルネ・デ・ボルコ・ア・アレンテジャーナ」を紹介します。
私が訪れたのは「オ・アンタオ」というレストラン。
カルネ・デ・ボルコ・ア・アレンテジャーナとは、豚肉とあさりを赤ピーマンのペーストで炒めた料理です。

地元産の赤ワインと一緒にいただきました。

日本ではアサリと豚肉の組み合わせは珍しいですが、アサリの出汁が豚肉によく合います。
豚肉も柔らかく、出汁がしみたジャガイモもまた美味しい♪
付け合わせのオレンジが、お肉をさっぱりさせてくれるので、いくらでも食べられます。
また来る機会があれば再訪したいレストランとなりました。
まとめ
今回は、リスボンからの日帰り旅で、バスで手軽に訪れることができる世界遺産の街エヴォラについて紹介しました。
日本では紹介されることが少ないアレンテージョ地方ですが、ローマ時代の雰囲気と、豊かな自然が魅力のおすすめの街です。
私も、次回のポルトガル旅でも再訪したいお気に入りの場所です。
ぜひ訪れてみてくださいね。