日本と変わらず、韓国の夏はとても暑くて、旅行中に外を歩くだけでも大変ですよね。
そういう時は、冷たい麵を食べて、一息つくのはどうでしょう。
今回は、「暑いソウルの夏に、冷たい麺が食べたい!」「韓国ならではの冷たい麺が食べたい!」という方のために、先日私が訪れたソウル・汝矣島のコングクスのお店「晋州チッ(진주집)」を紹介します。
「ソウル3大コングクス」と言われる、行列の絶えない地元の方々に人気のお店ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
「コングクス」とは何?
「コングクス」とは、大豆を挽いた冷たいスープとツルツル麺を合わせた、韓国の夏の定番麵料理のこと。
韓国語で「コン」は「豆」、「グクス」は「麺」の意味で、大豆からできたスープは、暑い夏の栄養補給や身体を冷やすことができると、人気の夏メニューです。
主に豆腐料理店や麵料理店で味わうことができ、日本の「冷麺始めました」のように、コングクスが出始めると、夏を感じる料理ですね。
濃厚なスープが絶品の「晋州チッ」のコングクス
「晋州チッ」のコングクスの特徴は、そのスープ。
とても濃厚なんですが、ゴクゴクいただけてしまう美味しさです。
ツルツルモチモチ麺とよく絡まって、私は最後まで飲み干してしまいましたよ(笑)
また、通常コングクスのスープは味付けがされていないので、塩を入れて味の調整をすることが多いのですが、こちらのスープは煎りゴマなどであらかじめ調理されているので、そのままいただけるのもポイントです。
そして、このコングクスをさらに美味しくしてくれるのが、付け合わせのポッサムキムチです♪
辛さや濃さがちょうどいいポッサムキムチで、麺を食べる合間にいただくことで、飽きることなくコングクスを食べることができるんです。
お店の情報
「晋州チッ」は、創業50年あまりの老舗の麺料理のお店です。
「ソウル3大コングクス」と言われていて、韓国でも有名なんですよ。
お店は、汝矣島百貨店の地下1階の食堂街にあります。
店名は、創業者の出身地である慶尚南道晋州(チンジュ)にちなんで、名付けられました。
いつも行列が絶えない人気店だと聞いていたので、平日の13時半頃に訪れましたが、お昼のピークを過ぎてもまだ50人以上の長い列ができていました。
ただし実際並んだのは約20分ほど。
お店は2区画の広さで、全200席ほどあり、麺料理で回転が速いので、思ったよりも早く入ることができました。
また現地のお一人様の方も見かけ、私も気兼ねなく1人で入店しました。
コングクスは、厳冬期を除いて年中食べることができます。
またコングクスのほかにも、鶏肉の入ったタッカルククスや辛いビビンククスも人気です。
なお、麵がなくなり次第閉店となりますのでご注意を。
●住所 :ソウル特別市永登浦区国際金融路6キル33 , 百貨店 B1F
●営業時間:(月~金)10時~20時 (土)10時~19時 日曜定休日
●最寄駅 :地下鉄5・9号線「汝矣島駅」5番出口から徒歩5分
NAVERの情報は、こちら。
アクセス
お店の場所は、地下鉄5・9号線、汝矣島駅5番出口から徒歩5分のところです。
ショッピングモールの汝矣島百貨店の地下1階にあります。
感想
今回は、私が実際訪れた、暑い夏におすすめのコングクスのお店「晋州チッ」を紹介しました。
以前同じくソウル3大コングクスの1つ「晋州会館」を訪れたことがありますが、「晋州チッ」の方がスープのクセもなく、コングクス初心者の方におすすめです。
コングクスを食べたい時はぜひ訪れたい、お気に入りのお店の1つになりました。