多民族国家ならではの文化やグルメを楽しめ、フォトジェニックな街並みが魅力のマレーシアの首都、クアラルンプール。
公共交通機関が発達していて、治安も比較的穏やか。
女子旅や初めての一人旅にもおすすめのスポットです。
今回は、私が2025年一人旅でクアラルンプールを訪れた際の旅行スケジュールを紹介します。
現在クアラルンプール旅行を計画している方、クアラルンプールに興味のある方の参考になればうれしいです。
クアラルンプール旅の概要
3泊4日の旅の概要は、以下の通りです。
1日目 | 朝:クアラルンプールに到着、ホテルへ 昼:海南チキンライスの昼食 KLCC公園、ペトロナスツインタワー散策 夜:ミーゴレンの夕食 ペトロナスツインタワーのライトアップ&噴水ショー |
2日目 | 午前:バトゥ洞窟観光 昼:スリアKLCCで昼食 午後:クアラルンプール市内観光 (オールドタウン・チャイナタウン) 夜:チャイナタウンで夕食 |
3日目 | 終日:マラッカ観光 |
4日目 | 午前:パビリオンでお土産探し 昼:ナシレマの昼食 夕方:クアラルンプール空港へ |
次は、日にちを追って、細かいスケジュールを紹介します。
1日目
クアラルンプール空港到着
朝10時20分、関空からシンガポール航空のフライトで、シンガポールを経由してクアラルンプール空港に到着。
入国審査は、事前にMDAC(マレーシア・デジタル・アライバル・カード)のオンライン申請をしていたので、自動化ゲートを通ってスムーズに済みました。

空港からクアラルンプール市内へ
空港から市内までは、鉄道(KLIAエクスプレス)を利用しました。
KLIAエクスプレスは、空港駅からKLセントラルまで、所要時間約30分で移動する特急列車です。
20分間隔で運行しているので、とても便利です。
座席指定ではないので、自由な時間で乗車できるのもうれしいところです。
チケットは日本で予約することができます。
今回私は、kkdayで往復チケットを予約しました。
【KLIAエクスプレス】クアラルンプール空港⇔KLセントラル駅 片道 / 往復 乗車券
予約後、QRコードのついたチケットが、メールにて送られてきます。
現地でチケットを購入する手間が省けること、現地通貨を持ち合わせていなくてもいいことがメリットですね。
電車の乗り場へは、案内板に沿って進みます。



ホームに到着。
左側(ピンク)がKLIAエクスプレスに乗車します。
ちなみに右は、途中停車のあるKLIAトランジットです。


KLセントラルで両替
空港より市内の方がレートがいいということで、KLセントラル到着後に両替をしました。
口コミで評判のよかった、KLセントラル隣接「NUセントラル」内にある「GMT」へ。
ライセンスのある両替商で、安心です。

KLセントラルからホテルへ
両替をしたあとは、モノレールでホテルに向かいます。
私が3泊滞在したのは、ブキッ・ビンタン地区にあるレジデンス型ホテル「パークロイヤルサービスドスイーツ」です。

ホテルの詳細は、以下の記事をご覧ください。

ホテルに到着したのが、お昼ごろ。
まだ部屋に入ることができないので、荷物を預けてランチに出かけました。
海南チキンライスの昼食
クアラルンプールで、絶対食べたかったのがチキンライス!
ホテルから徒歩10分ほどの「ナシアヤム海南チキンライス(Nasi Ayam Hainan Chee Meng)」を訪れました。


観光客や地元の方に愛される人気店で、私が訪れた時も行列ができていました。
お一人様だったので、すぐに店内に案内していただけラッキー。
お店の情報は、レストランをまとめた、以下の記事をご覧ください。

ホテルに戻り、チェックイン手続きを済ませたら、しばらく部屋でのんびりしました。
ペトロナスツインタワーを観光
夕方、定番の観光スポット、KLCC公園とペトロナスツインタワーに向かいました。
ホテルからは、屋根付きのスカイウォークを歩いて約10分の距離です。

夕食は、ペトロナスツインタワー近くのレストラン「NZカレーハウス」で、ミーゴレンをいただきました。


夕食を終える頃、ペトロナスツインタワーのライトアップが始まりました。
銀色に輝く2つのタワーは、まるで異次元のようです。

ライトアップを楽しんだあとは、ショッピングモール「スリアKLCC」前の噴水ショーを見に行きます。


約30分間、音楽に合わせて色とりどりの噴水が噴き上がる、見ごたえのある噴水ショーでした。

2日目
バトゥ洞窟観光
午前中は、クアラルンプール郊外の人気観光スポット「バトゥ洞窟」に行きました。

ホテルからバトゥ洞窟までは、Grabを利用しました。

バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地で、巨大な鍾乳洞の中に神聖なヒンドゥー寺院があり、色彩豊かな神々が祀られています。


高さ約42mのムルガン像や、鍾乳洞内の神聖な雰囲気など、見どころの多い場所でした。

オールドタウン散策
午後は、電車と徒歩でクアラルンプール市内を散策しました。
まずは、MRTマスジット・ジャメ駅から徒歩5分のリバーサイドエリアへ。

こちらでは、建物の壁面に描かれたウォールアートを見ることができます。


川沿いの遊歩道を進むと、「ムルディカ・スクウェア(独立広場)」へ。
1957年にイギリスから独立した際、初めてマレーシア国旗が掲げられた歴史的な場所です。

緑の芝生が美しい広場から眺められるのは、歴史的建造物「スルタン・アブドゥル・サマド・ビルディング」。
遠くに、KLタワーとペトロナスツインタワーの姿を見ることもできるフォトスポットです。

チャイナタウン散策
広場から徒歩約10分、チャイナタウンに到着です。
まず、お土産探しに向かったのが「セントラルマーケット」です。
セントラルマーケットは、350以上のお店が入った、観光客に人気の大きなショッピングモール。
雑貨や洋服、食べ物、ミニスーパー、飲食店と、お土産にぴったりなあらゆるものが売られています。
私は、「ペーパーアドベンチャー」というクラフト雑貨のお店で、スーツケースに貼るステッカーを購入しました。
マレーシアの観光スポットの可愛いイラストで、一目惚れしてしまいましたよ(笑)
チャイナタウンでは、「鬼仔巷(Kwai Chai Hong)」と呼ばれる1960年代をイメージした裏路地を訪れました。
ウォールアートがとても素敵な、おすすめのフォトスポットです。



また夕食には、ミシュランのビブグルマン店「ライフォンララヌードル(LAI FOONG LALA NOODLE)」で、美味しいあさり麺をいただきました。


こうして2日目は、観光充実の1日となりました。
3日目
3日目は終日、世界遺産の街マラッカを訪れました。
マラッカへはバスにて、事前に日本でチケットを予約して向かいました。

マラッカのバスターミナルから市内中心部まではGrabを利用、主な観光スポットは徒歩で回りました。
オランダ広場にある「マラッカキリスト教会」。

外観をとどめるだけの「セントポール・教会」や「サンチャゴ砦」。


オールドタウンでは、リバーサイド散策がおすすめです。

マラッカ観光の見どころは、以下の記事で紹介しています。

マラッカでの昼食は、オールドタウンのカフェ「The Old Station Cafe」でニョニャラクサをいただきました。

ニョニャラクサとは、マラッカ地方のココナッツカレー麺。
深みのあるスープが特徴で、こちらのお店では、揚げ湯葉や厚揚げなど、大豆由来の優しい具材がたっぷりのった、絶品のニョニャラクサでした。


マラッカ観光を終えて、再びバスにてクアラルンプールへ。
ホテルに帰ったのは、夜21時過ぎ。
夕食は、ホテルの部屋で簡単に済ませました。
4日目
クアラルンプール滞在最終日。
帰国便がクアラルンプール発20時半なので、残った時間でお土産探しに出かけました。
向かったのは、ブキッ・ビンタンのパビリオン内にあるスーパーマーケット「メルカート」。
カヤジャムやお菓子などを購入しました。
そのあとは、同じくパビリオン内にある「マダム クワン(Madam Kwan’s)」にて、ナシマレを昼食にいただきました。


夕方道路が混むこと、クアラルンプール空港の搭乗手続きに時間がかかることを考慮し、ホテルを16時に出発。
無事帰国の途につきました。
参考にしたガイドブック
旅行のスケジュールを決めるのに参考にしたのが、地球の歩き方Platの「クアラルンプール マラッカ」です。
マレーシアグルメについての記事が多かったこと、マラッカについて詳しく書かれていたのが、購入の決め手です。
以下のサイトから購入可能です。
Amazon、Yahoo!ショッピングでは、こちらから。
楽天ブックスでは、こちらから。
まとめ
今回は、2025年に実際に私が一人旅で訪れたクアラルンプールの旅行スケジュールを紹介しました。
また、観光スポットやレストラン、バス予約やGrabの利用方法など詳細な情報は、リンクの別記事にて紹介していますので、お読みいただけると幸いです。
クアラルンプール旅行を計画している方、クアラルンプールに興味のある方の参考になりますように。