皆さんは、「バクテー」というシンガポールの名物料理をご存じでしょうか?
漢字では「肉骨茶」と書かれる、豚の骨付き肉が入ったスープ料理で、シンガポールやマレーシアで食べることができます。
今回は、シンガポール旅行でその美味しさにハマった私が、人気店の「ソンファバクテー(松發肉骨茶)」を紹介します。
シンガポール旅行を計画している方、シンガポールグルメを調べている方、シンガポールでバクテーを食べようと思っている方の参考になればうれしいです。
バクテーとは
バクテーとは、その漢字名「肉骨茶」の通り、豚の骨付き肉の入ったスープのことです。
主にスペアリブが使われていて、バラ肉やヒレ肉などを選べるお店もあります。
コショウが効いた白濁したスープが特徴です。
スープはお代わり自由で飲めるのも、うれしいところです。
一方マレーシアのバクテーは、醬油ベースの漢方が入った黒いスープ。
シンガポールの白バクテーに対し、黒バクテーといわれています。
ソンファバクテーの絶品バクテー
私がいただいたのは、ポークリブのバクテー(8.8シンガポールドル)です。
白いご飯(1.4シンガポールドル)とライムジュース(2.5シンガポールドル)を合わせて注文しました。
(いずれも代金は2025.9現在)
お皿からはみ出るような、大きなスペアリブが3本入っています。
スペアリブは柔らかくて、スルッと骨からはずれます。
スープも、コショウのピリ辛さとニンニクの風味が合わさった、滋味深い味です♪
スープが少なくなると、店員さんがその場で追加してくれるのがバクテーの食事スタイル。
お椀いっぱいに注いでくれるので、また温かいスープを堪能できます。
この日は、2度スープのお代わりをしてもらいました。
最後は、スープの中に残ったご飯を入れ、雑炊のようにしていただきましたよ。
初めて食べたバクテーは本当に美味しくて、シンガポールを訪れた際は必ず来ようと思う、お気に入りのお店になりました。
お店の情報
ソンファバクテーは、1969年創業、シンガポールに17店舗、海外に20店舗を構える、バクテーの有名店です。
2016~2019年および2021年から連続で、ミシュランのビブグルマンにも選ばれている名店でもあります。
私が訪れたのは、クラークキーにある2号店。
その数十メートル先の角地に本店があります。
本店はいつも大変混雑しているので、夕方5時ごろちょうど席が空いていた2号店にうかがいました。
私が席に着いたあと、続々とお客さんが来店、あっという間に満席になっていましたよ。
店内は、お一人様でも入りやすい雰囲気。
実際、私以外にも一人で食事をされている方が、ちらほらいらっしゃいました。
店内は、1960年代のシンガポールがテーマとなっています。
注文はQRコードから行います。
注文は日本語対応もあるので、安心です。
本店も2号店もいつも混雑しているので、ピークの食事時間を外して行かれることをおすすめします。
また、チャンギ国際空港にも店舗があるので、市内のお店に行けなかった方は、帰国前にも食べるチャンスがありますよ。
本店はこちら
●住所 :11 New Bridge Rd, #01-01, シンガポール 0593834
●営業時間:10時~21時15分
2号店はこちら
●住所 :17 New Bridge Rd, #01-01, シンガポール 059386
●営業時間:11時~21時45分
アクセス
お店の場所は、本店・2号店とも、MRT東北線(NEL)クラークキー駅E出口から徒歩すぐのところです。
まとめ
今回は、シンガポールの名物料理バクテーの人気店「ソンファバクテー」を紹介しました。
お一人様でも入りやすい、絶品のスープが味わえるお店です。
シンガポールに行かれた際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

