チェコ・プラハから南へ約80km、南ボヘミア地方に位置するターボルは、中世の香り漂う街です。

旧市街には、特徴的な屋根のデザインや、壁の装飾が美しい建物が立ち並び、広場や路地を歩くのが楽しい場所です。

今回は、チェコ渡航歴4回、チェコ親善アンバサダーとして活動している私が、実際訪れたターボルの魅力を紹介します。

プラハからの日帰り旅を計画している方、チェコ旅行を考えている方、チェコに興味がある方の参考になればうれしいです。

(写真は2023年の訪問時、データは記事投稿時のものです)

 

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ターボルの概要

ターボルの歴史は、15世紀の宗教改革運動「フス運動」の拠点として始まりました。

南ボヘミア出身の宗教改革家、ヤン・フス。
プラハの旧市街広場にある像で、その姿を知っている方も多いのでは?

カトリック教会と対立するフスは、1415年火刑となりますが、フスの教えを支持するヤン・ジシカを中心としたフス派と、それを異端とするローマ教皇の十字軍が、戦いを行いました。

これがフス戦争と呼ばれ、ターボルはそのフス派の拠点となった場所です。

 

今もターボルの街を歩くと、中世の頃の雰囲気を感じることができる、歴史好きな方にもおすすめのスポットです。

 

ターボルの街が一番にぎわうのが、毎年9月の3日間開催される「ターボル祭り」。

中世の衣装に身を包んだ人々の行進や、演劇やコンサート、広場での出店・イベントなどが行われ、まるで中世にタイムスリップしたような雰囲気です。

 

 

プラハからの行き方

プラハからターボルへは、鉄道を利用するのが便利です。

プラハ中央駅から、1時間に1~2本、所要約1~1時間半でターボル駅に到着します。

 

 

ターボルの見どころ

ターボルの街の見どころは、旧市街エリア。

ターボル駅からは、徒歩15分ほどで到着します。

ここでは、私が訪れたおすすめの観光スポットを紹介します。

美しい建物に囲まれたジシカ広場

旧市街の中央部にあるのが、ジシカ広場です

ヤン・ジシカ像が置かれたこの広場の魅力は、何といっても広場を囲む建物の美しさ!

 

髙い塔が目を引くのは、ルネッサンス様式の切妻が特徴的なキリストの変容教会です。

 

3つ連なる三角のファサードが美しい建物は、1521年に完成した旧市庁舎です。

旧市庁舎のホールは、現在フス派博物館となっていて、宗教戦争時のフス派の貴重な資料が展示されています。

ターボルの街の地下には、15~16世紀に造られた全長14㎞ともいわれる地下トンネルが延びています。
観光客向けに見学ツアーが催行されていて、このホールからツアーが始まります。

 

こちらの建物も、とても精巧なファザードとパステルカラーの窓枠が可愛いですね。

 

スグラフィットが美しい建物

ジシカ広場だけでなく、旧市街にはスグラフィット技法の建物が立ち並んでいて、本当にフォトジェニックな場所です。

私自身、カメラのシャッターを押す手が止まらず、何度も通りを行き来しましたよ。

 

絶景と歴史を学べるコトノフ城

旧市街のはずれに、コトノフ城跡があります。

13世紀後半に建てられた城は、現在塔と門が残っているだけです。

 

円形の塔に登ると、頂上から360度ターボルの全景が眺められます。

キリストの変容教会の塔もよく見えます。

オレンジ屋根が連なり、本当に素晴らしい景色です。

ターボルに来た際は、ぜひ塔に登って、この景色を見ていただきたいですね。

 

 

まとめ

今回は、南ボヘミアの観光地ターボルを紹介しました。

プラハから鉄道で約1~1時間半、頻繁に運行しているので、日帰り旅にぴったりの街です。

街歩きが好きな方、歴史好きな方はぜひ訪れてみてくださいね。

 

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