2025年6月9日から2026年5月31日限定で実施されている、台湾鉄印帳。

すべての鉄印を手に入れるには、台湾一周をする必要があります。
いつかは台湾一周したいと思っていたので、これを機会にと、3月後半に5泊6日の台湾一周旅に出かけました。

そんな私の台湾一周旅を、順を追って綴っていきたいと思います。

台湾一周旅を計画している方、いつか台湾一周旅をしたいなぁと思っている方、台湾好きの方の参考になればうれしいです。

今回の記事では、台南から台北までと、途中に支線の集集線を回った旅を紹介します。

初日の記事はこちら。

女子一人旅 鉄道で台湾一周しました! 旅の準備・高雄~台南編台湾一周をすることを「環島」というのをご存じでしょうか。 鉄道や自転車を使って台湾一周するのが、台湾リピーターやサイクリストの間で...

台南駅から嘉義駅へ

旅の2日目のスケジュールはこちら。
台南→嘉義→二水→集集→二水→彰化→台中(泊)

まず、台南7:21発の新自強号で嘉義に向かいます。

台湾鉄道の特急のうち、新自強号と呼ばれるEMU3000型と普悠瑪号は、全席指定のため、事前に座席指定の予約が必要です。

それ以外の自強号は、座席指定の切符のほか、立席切符もあります。
空席がある場合、座ることができますが、指定券を持っている人が来たら、移動しなければいけません。

そのため、今回の旅では、自強号・新自強号・普悠瑪号の区間は、すべて先に日本で台湾鉄道の公式サイトで予約・支払いし、到着日に高雄駅の窓口で発券してもらいました。

 

嘉義駅に7:56に到着。
台鉄の服務窓口(インフォメーション)にて、鉄印をいただきました。

嘉義駅は、阿里山森林鉄道の起点となる駅で、乗り換える観光客の方も多く見ました。

私もいつか乗ってみたい鉄道の1つです。

 

嘉義駅から二水駅・集集駅へ

台湾鉄道の支線の1つ、集集線に乗るために、8:21発の区間車で二水に向かいます。

二水駅には、9:07に到着しました。

服務窓口で鉄印をいただき、9:15の電車に乗るため、集集線のプラットホームに移動します。

駅の張り紙をよく見ると、日本の天竜浜名湖鉄道と姉妹提携をしているようです。

 

集集線とは、
二水駅から車埕駅を結ぶ全長30kmの台湾最長の支線です。

緑の自然や歴史的な建物、グルメなど、見どころたくさんの路線です。

2021年の台風で大きな被害を受け、長い間運休していましたが、2026年1月に二水~集集駅間が復旧しました。

2026年7月には全区間復旧する予定とのこと。

その際は、1日フリーパスを使って、のんびり集集線巡りをしてみたいと思っています。

 

この日は平日でしたが、一般の観光客のほか、小学生や中学生の遠足で、ホームは人であふれかえっていました。

案の定、3両ある電車は満員列車のようでした。
(ちなみに帰りは、団体には出会わず、のんびり車窓の景色を楽しむことができましたよ。)

本当に、台湾の方に人気の路線なんですね。

 

集集駅から二水駅・彰化駅へ

集集は、沿線の中でも観光スポットが多い場所。

サイクリングロードも充実してます。

 

今回は、集集駅での滞在時間が約50分なので、鉄印をいただき、駅周辺のみを散策します。

ノスタルジックな駅舎は、1999年の大地震により倒壊した1930年建設の初代駅舎を、2001年に同様の工法で再建したもの。

日本人の私にも懐かしい、素敵な駅舎です。

駅舎を出たところには、可愛い「集」のロゴ。

 

駅前広場には、機関車が置かれていました。

 

集集はバナナの産地で有名とのことで、そばにあるバナナエッグロールのお店で、お土産を購入しました。

バナナの風味がふわっとした、サクサクのエッグロールでしたよ。

 

集集駅を10:38に出発、二水駅を経由して彰化に向かいます。

 

彰化駅から台中駅へ

彰化駅には11:59に到着しました。

昼食に、彰化の名物、肉圓(バーワン)を食べに行きます。

肉圓とは、さつまいもやタピオカ粉でできた皮を、豚肉などの具を包んで揚げたり蒸したりして、甘めの餡をかけたものです。

 

彰化には専門店が多くあるのですが、口コミのよかった、駅から徒歩5分ほどの場所にある「彰化老担阿璋肉円」を訪れました。

地元の人に人気の、行列が絶えないお店です。

 

スプーンでプルプル食感の皮を開けると、タケノコや椎茸、豚肉が入った具が現われました。


餡と一緒に食べると、思ったよりあっさり、ペロリと平らげました。

 

彰化駅に戻り、13:03発の区間車で台中に向かいます。

 

台中で観光・グルメを楽しむ

台中駅には、約20分で到着しました。

 

実は、旧駅舎が新駅舎の隣にあります。

1905年日本統治時代に建てられた、レンガ造りの旧駅舎は、東京駅を思い起こさせるノスタルジックな建物です。

当時の改札もそのまま残っているんですよ。

 

日本の東急電鉄の車両が、お店として使われていて、鉄道好きにはたまらない駅です。

駅前のシティインプラス台中駅に宿泊

本日の宿泊は、シティインプラス台中駅。

台中駅の裏側、徒歩5分ほどの場所にあります。
台北に同じグループのホテルがいくつもある、ミニマルなホテルです。

部屋はシンプルで、清潔感があります。
シャワーのみですが、充分くつろぐことができました。

 

念願の彩虹眷村へ

台中を訪れたら絶対行きたかったのが、彩虹眷村です。

彩虹眷村とは、
元々は、大陸から来た軍人とその家族のための集落でしたが、老朽化で取り壊す予定だったのを、住人の黄老人が壁にカラフルな絵を描き始めたことで、一躍人気の観光スポットになりました。

2022年、管理をしていた企業と著作権・管理を巡りトラブルとなり、その企業が壁画を消す事態に。
2024年黄老人は100歳で亡くなり、現在は消された部分は新しいアートが描かれており、以前とは違った様子となっています。

ホテル近くのバス停から56番のバスに乗り、約40分で彩虹眷村のバス停に到着です。

平日の午後でしたが、多くの観光客が訪れていました。
入場料が無料なのも、人気の理由です。

 

入口近くの壁画は、黄老人が初期の頃に書かれたもの。

右から2人目は、日本人を描いたものだとか。

 

だんだん、初期の頃より色や筆づかいが変わっていくのが分かりますね。

 

こちらは代表的な壁画。

 

私が心惹かれたのは、黄老人が98歳の時に描いた絵。
ご本人の人柄を感じられ、温かい気持ちになりました。

個人的な感想ですが、訪れたことの喜びを感じつつも、トラブルや現在の状況を、天国の黄老人はどう思われてるのかなぁ、と憂いも感じました。

 

なお彩虹眷村は、台鉄台中駅からかなり離れています。
高鐵台中駅からバス・タクシー利用が便利です。

高評価のお店で美味しい定食

夕食は、過去ビブグルマンに5回選ばれた「範記金之園草袋飯 総店」へ。

18時頃伺うと、すでに数人の方が待っていて、人数を伝え、番号札を受け取りました。

10分くらい待って、入口上の表示で番号を呼ばれると、レジ受付に。
席に案内をしてもらい、注文票を書いて、再びレジに行き、支払いをします。

 

注文したのは、酥嫩雞腿草袋飯。
ボリューム満点の、鶏もも肉のから揚げです。

日本人好みの白飯とみそ汁が付いていて、まさに日本のから揚げ定食を食べているようです。

鶏もも肉はサクサクで美味しい!


ペロリと完食しました。

女性のお一人様も多くいたので、一人旅の夕食にもおすすめです。

 

おしゃれなお店で絶品アイス

夕食後に立ち寄ったのは、人気店「宮原眼科」と同じグループが経営する、スイーツのお店「第四信用合作社」です。

こちらのお店は、昔の銀行をリノベーションした店舗で、イートインができない宮原眼科と違い、お店の中で食事をすることができます。

 

内装は、かつての銀行を思い起こさせる重厚な雰囲気に、写真映えするおしゃれな空間です。

 

注文場所は、銀行の窓口のようなところ。
日本語メニューがあるので安心です。

アイスクリームのほか、ドリンクや軽食もあります。

 

私は、食べてみたかったアイスクリームを注文しました。

グアバ葉・パイナップル・パッションフルーツのアイスと、宮原眼科スペシャルのピスタチオアイスのダブルを、ワッフルボールでいただきます♪

トッピングは無料で、店員さんおすすめのチーズケーキとパイナップルケーキを選びました。

アイスクリームはもちろん、トッピングも本当に美味しい!!

台中に来たら、必ず食べたいお店になりました。

 

大満足のアイスクリームのあとは、すぐ近くにある「宮原眼科」に立ち寄りました。

今回は写真映えするおしゃれな店内を見学のみで、ホテルに戻りました。

 

本日手に入れた鉄印は5つ、これにて2日目終了です。

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