全国各地の40の地方鉄道が、沿線の活性化を目的に始めた鉄印と鉄印帳。
数年前からその魅力にハマり、時間を見つけては、鉄印を求めて鉄道旅をしています。
今回紹介するのは、京都府・兵庫県北部を走る「京都丹後鉄道」。
日本三景の1つ「天橋立」を訪れるルートとなっています。
京都丹後鉄道は、京都や大阪から日帰り鉄道旅を考えている方に、手軽にアクセスできる路線です。
もちろん女子一人旅にもおすすめですよ。
観光列車の「あかまつ号」にも乗車してきましたので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。
京都丹後鉄道について
京都丹後鉄道は、西舞鶴から天橋立を結ぶ宮舞線、天橋立から福知山を結ぶ宮福線、天橋立から豊岡を結ぶ宮豊線と、3つの路線を持つ、全32駅、総路線距離114kmの第三セクター鉄道会社です。
「丹鉄(たんてつ)」という愛称で、地元の方々や鉄道ファンに愛されています。
日本海の美しい海景色と、里山の風景が楽しめる風光明媚な路線です。
また天橋立や伊根の舟屋などの観光スポットだけでなく、冬にはカニで有名な宮津や網野など、グルメも楽しめます。
京都丹後鉄道の公式HPは、こちら。
京都丹後鉄道の鉄印
京都丹後鉄道で鉄印をいただけるのは、中心となる天橋立駅。
窓口にて、8時から20時半まで販売しています。
私が購入した鉄印はこちら。
沿線の和紙、丹後二俣紙(たんごふたまたがみ)を使用しています。
鉄道を支えている住民の方々に対して、「感謝」の文字が書かれているとのこと。
観光列車「あかまつ号」
今回の旅では、西舞鶴から天橋立まで観光列車「あかまつ号」を利用しました。
観光列車には、あかまつ号の他に、レストラン列車の「くろまつ号」、普通列車の「あおまつ号」の3種類があります。
いずれも、工業デザイナー水戸岡鋭治さんが手がけた車両で、水戸岡ファンの私としては、テンションが上がらずにおられません(笑)
あかまつ号は、ソファやカウンター席のある、カフェをイメージした車両です。
車内では、コーヒーやソフトドリンク、グッズなどを販売しています。
予約制で、京都丹後鉄道のHPより、乗車日の3か月前から予約ができます。
人気の列車で、インバウンド観光客の利用が多く、満席の場合もあるのでご注意を!
WEB予約の場合、乗車当日に窓口で予約確認書を提示し、乗車整理券と引き換えます。
代金550円は予約時に決済、乗車券は窓口で購入します。
乗車券が硬券なのも、鉄道ファンにはうれしいところですね。
走行中、景色のいい場所で、徐行をしてくれます。
アテンダントの方が、スポットの説明をしてくれるのもうれしいところ。
由良川にかかる赤い鉄橋の上を、まるで水面を滑るように進んで行きます♪
日本海の美しい海岸線も、この路線の魅力です。
乗車時間は約45分。
楽しいショートトリップはいかがでしょうか。
また京都丹後鉄道は、観光列車以外にも、乗りたくなる列車が満載ですよ。
京都丹後鉄道沿線の観光スポット
日本三景の1つ、天橋立。
国内外の観光客が訪れる、人気のスポットです。
天橋立と言えば、「股のぞき」が有名ですよね。
天橋立ビューランドから望む姿は、天に舞い上がる龍「飛龍観」と呼ばれています。
天橋立にかかる「廻旋橋」は、船が通る度に90°旋回する、人気の撮影スポットです。
また日本三文殊の1つ「智恩寺」も、おすすめのスポットの1つです。
まとめ
今回は、日本三景の1つ「天橋立」への足となる、京都丹後鉄道を紹介しました。
観光スポットが点在する、旅行が好きな方におすすめの鉄道です。
ぜひ訪れてみてくださいね。