江原道、江陵を代表する観光スポット「船橋荘」を訪れました。
★両班の邸宅跡、船橋荘
「船橋荘」は、江陵駅からタクシー10分ほど、鏡浦湖に程近いところにあります。1760年頃、朝鮮時代の貴族階級、両班(ヤンバン)の邸宅として建てられ、約3万坪の敷地の広さがあり、現存する個人の邸宅としては韓国最大規模を誇っています。また、300年余り原型がきれいに保存されており、朝鮮時代の貴族の生活様式を知ることができる貴重な建物として、国家重要民俗資料に登録されています。

この伝統家屋の美しさから、韓国ドラマや映画のロケ地としてよく使われ、ドラマ「宮」では、主人公のシンくんとチェギョンが、2人きりで離宮に旅行をしたシーンがここで撮影されました。


入口すぐの蓮池の近くに立つ東屋「活来亭」は、1816年に建てられ、蓮の花が満開になる7~8月には、東屋から眺める景色は本当に綺麗だそうです。





黒瓦の屋根に、白い壁と木の梁や柱、どの家屋も美しく、当時の暮らしがよく分かります。





ここでは見学の他に、韓屋宿泊や文化体験もできるそうなので、機会があれば蓮の花が満開の時期に、再度訪れてみたいです。
★名物料理、草洞スンドゥブ
江陵を代表する料理が「草洞スンドゥブ」です。海水をにがりの代わりして作られたおぼろ豆腐で、「草洞スンドゥブ村」と呼ばれる地区に、その手作りおぼろ豆腐を使った豆腐料理を出すお店が集まっています。
私たちは「元祖草洞スンドゥブ」というお店で、スンドゥブチョンゴルをいただきました。一人前9000ウォン(2016.9時点)で、豆腐の素朴な味と、きのこのダシがとても美味しかったです♪
