今回の北鎌倉お寺巡りで、とても心に残ったのが「明月院」です。
★季節ごとに草花に彩られる名刹
北鎌倉駅から徒歩10分、「明月院」は、1160年に創建された国指定史跡です。

山門に至る参道の両側には、数千本のあじさいが植えられていて、6月の満開の頃には、「明月院ブルー」と呼ばれる青いあじさいで染められ、多くの観光客が訪れるとのこと。この時期は緑の葉に覆われていましたが、それでも趣のある参道です♪


数本残ったあじさいの花が綺麗です。

★よく手入れされた庭園に癒される
「明月院」でもう1つ有名なのが、方丈内にあるこの「円窓」です。
裏手にある庭園は、通常非公開で、花しょうぶの咲く時期と紅葉の時期のみ公開されます。私が訪れた時ももちろん円窓からしか見ることができませんでした。
それでも、円窓からみる景色はとても趣がありました。ちょうど円窓がお月様、ウサギの描かれた屏風とかぼちゃのお供えがあって、まるでお月見のようです。

方丈手前には枯山水の美しい庭園があります。あちらこちらで多くの庭師の方がお手入れをされていて、本当に素晴らしく整えられています。

次回はぜひ、花しょうぶやあじさいの時期に訪れたいと思います。