全州は、食の都とも言われ、様々なご当地グルメを楽しむことができます。
★全州マッコリ
水が良いことで有名な全州の水で作られた全州マッコリは、他のマッコリと比べて澄んでいてさっぱりしているのが特徴です。そんな全州マッコリを味わうことができるマッコリタウンが、全州の7か所に点在していて、どこもマッコリを注文すると山のようなおかずが付いてきます。事前に調べて今回訪れたのは、西新洞にある「イエッチョンマッコリ」です。

19時頃お店に到着すると、すでに数組が外で待っていました。私たちも名前を書いて待っていると、10分程で本店のすぐ近くにある別館に案内してもらえました。
店員さんの説明によると、30000ウォンでマッコリやかん1杯におかず8品か、まず20000ウォンでマッコリやかん1杯におかず4品のあと、15000ウォンでマッコリやかん1杯とおかず4品追加になる2パターンがあるとのこと。私たちは女性2人だったので、そんなにマッコリは飲めないだろうということで、30000ウォンのコースをお願いしました。(2016.3月時点)
まず、大きなやかんが運ばれてきて、次々におかずがやってきました。
生ガキに、チョッパル、タッカンマリ、キムチチヂミ、卵焼き、焼魚。

ムール貝、キムチチムもやってきて、テーブルの上はいっぱいになりました!!どれも一皿がすごいボリュームで、美味しい♪ 特に、生ガキ、焼魚、キムチチムは絶品です。さらに、全州マッコリは色が澄んでいてとても飲みやすく、私が今まで飲んだマッコリの中で1番美味しかったです。
このお店に行くためだけに全州にもう一度行きたい! そう思えるお店です。
★全州コンナムルクッパ
いわゆる豆もやしクッパなのですが、全州には専門店が数多くあります。その中で私が選んだお店は、これまた口コミで評判良かった「ウェンイコンナムルクッパ」。24時間営業のお店です。
こちらのメニューは、コンナムルクッパのみ、6000ウォン(2016.3月時点)。私たちがお店に入ったときは13時過ぎだというのに、たくさんお客さんがいました。席に着くと、さっそく運ばれてくるコンナムルクッパに、ご飯、半熟卵に海苔。

半熟卵は、そのままクッパに入れるもよし、スープを少し入れもやしに絡めて食べるもよし。海苔は細かくしてクッパに投入。更に、薬味のアミを入れるとうまみアップで美味しかったです。

あっさり優しい味で、マッコリをたくさん飲んだ翌日にピッタリです。
★全州ビビンバ
全州に来たならやっぱり外せない全州ビビンバ。その全州ビビンバで元祖と言われる「盛味堂」というお店に行ってきました。私たちがいただいたのは、「全州伝統ユッケビビンバ」13000ウォン(2016.3月時点)。

とにかく見た目が美しくて、崩すのがもったいない(笑) こちらのビビンバの特徴は、ご飯が白米でなくコチジャンで味が付いているということ。久しぶりにユッケも食べれて、ホント美味しかったです。
★チョコパイ
全州名物のスイーツといえば、「PNB」(プンニョンベーカリー・豊年製菓)のチョコパイです。全州に来る観光客が必ずオレンジの紙袋のお土産袋を持って歩いていると言っても
過言ではない人気ぶりです(笑)
クリームとジャムの挟まったスポンジ生地をチョコレートでコーティングしてあって、とても甘くてかなりボリュームがあります。また、アーモンドブッセも有名で、中にアーモンドクリームとジャムが挟んであります。こちらもかなり甘いです。

今ではソウル市内の百貨店でも購入できますが、本店では出来たてのチョコパイやブッセがお店の中に山積みされていて、店員さんが1個づつ手で包装しています。1個づついろんな種類のチョコパイやブッセを買うことができ、パンやクッキーなども売られています。