十二湖駅に到着しました。

十二湖駅からは、路線バスに乗って散策の起点である奥十二湖駐車場前(森の物産館キョロロ)に向かいます。バスで坂道をグルグル上がっていくこと15分で到着です。
十二湖は、江戸時代に起こった大地震で谷口がせき止められ、地盤が陥没して形成された湖沼の総称です。実際は33の湖沼があるのですが、崩山の中腹(大崩)から見ると、大きな池が12だけ見えることから「十二湖」と名付けられたとのこと。
ここからはウォーキングコース(約1時間)に沿って散策します。
★鶏頭場の池
スタートしてすぐ見えてくるのが「鶏頭場の池」です。

池の周りの紅葉が綺麗です♪

奥に見えるのが、大崩です。

池の形が鶏の頭に見えることからその名が付きました。


★青池
「鶏頭場の池」に沿って進むと、十二湖を代表する「青池」に到着です。

「青池」は、その名の通り湖水の色が真っ青な湖。なぜ青いのか原因は分からないそうです。深緑の季節には、本当にコバルトドブルーの湖水を見ることができるのですが、紅葉の時期で午後の曇り空ということで、想像していたような色ではありませんでした。

それでも、エメラルドブルーの湖面に周りの木々や空が映る姿は、とても神秘的でした❤

★ブナ自然林
「青池」から木の階段を登ると、「ブナ自然林」が現れます。


200m程の散策路ですが、白神山地のブナ林を歩くことが出来ます。因みに、白神山地の中でも世界遺産区域内ではありません。

一面黄色く色づいたブナ林。



人影も少なく、静けさに包まれています。

自然の懐に抱かれて、心が癒されるのを実感します。。。

ずっと留まっていたくなるような場所でした。
★脇壺の池
ブナ林を抜け、道を下っていくと「脇壺の池」に到着です。

近くの小さな谷間から湧き水が注ぎ込んでいるこの池は、青池と同様に湖面が青く澄んでいます。

周りの木々が鏡のように映って、本当に綺麗です❤

ウォーキングコースは、ここから出発点に戻ります。その他にもビジターセンターや茶屋、他の池を散策することができるのですが、雨が降り出し辺りも暗くなってきたので、今回はこの辺で。
次回、ぜひ初夏の緑の季節に再訪したいと思っています。そして、白神山地のブナ林がとても心に残ったので、今度は違うコースを散策したいと心に決めています!