弘前は、明治、大正時期に数多くの洋館や教会が作られたノスタルジックな街でもあります。
本日は、徒歩にて洋館巡りをします。
★旧弘前市図書館
明治39年、弘前の名匠堀江佐吉によって建てられた「旧弘前市図書館」は、ルネッサンス風の洋風建築で、県重宝となっています。現在1階と2階が見学できます。

八角のドーム型の塔が特徴で、白い壁と窓枠や木鼻の緑がとても可愛いです。

こちらは、婦人閲覧室。当時の雰囲気が感じられます。


★旧東奧義塾外人教師館
「旧弘前市図書館」の隣に建っているのが「旧東奧義塾外人教師館」です。
青森県初の私学校「東奧義塾」の外国人宣教師が住んでいた家で、現在の建物は、明治33年に再建されたものです。

1階がカフェ、2階が当時の書斎や寝室などを再現していて、当時の写真や資料と共に見学できます。


こちらも、クリーム色の板壁と緑の窓枠が可愛い建物です。

建物の裏庭には、街の洋館のミニチュア建築が並んでいて、こちらも一見の価値ありです。

★旧第五十九銀行本店本館
国指定重要文化財「旧第五十九銀行本店本館」は、青森県初の銀行「第五十九銀行」の本店として、堀江佐吉によって建てられました。

木造2階建てのルネッサンス風建築で、左右シンメトリーの美しい建物です。

天井に施された金唐革紙は、明治から昭和初期に多くの建物で使われていたものの、現在全国的にもこの建物を含め数か所しか現存していないという貴重なもの。


青森産のけやきやひばで作られた柱や建具も素晴らしく、タイムスリップしたような雰囲気です。



洋館巡りをしてみて、また違った弘前の魅力を発見できました♪