朝11時、穴水駅を出発した「のと里山里海号」。

この観光列車では、アテンダントの方による沿線の説明や、ビュースポットで徐行、停車してくれたりと、車窓の景色を大いに楽しむことができます♪
★車窓の景色を楽しむ
まず、穴水駅を出てすぐに見えたのが「ボラ待ちやぐら」。
やぐらの上で終日ボラの群れを見張って網をたぐるという、日本最古の漁法だそうです。

この地方の家の特徴である黒く艶のある屋根瓦。雪の多い冬、屋根に積もった雪が滑りやすいための工夫だとか。

木々がこんもりとしたところにあるのは、鹿島神社。

入江の海の色の美しさに感動❤


田鶴浜駅には、この地域で製造が盛んな建具が、駅の構内に飾られています。

乗車した日は、一日中曇り空だったので、満足のいく写真を撮ることが出きませんでしたが、見飽きることのない景色に楽しい時間を過ごすことができました♪
★鉄道郵便車の駅
能登中島駅では、10分の停車時間があり、置かれている鉄道郵便車を見学しました。

鉄道郵便車とは、郵便物を輸送する列車で、その車内で郵便の仕分けを行っていました。現存する列車は2両のみで、その1両がここ能登中島駅に置かれています。


中に入ってみると、当時の作業の様子が再現されています。

貴重な列車を見ることができて満足♪


そして、見どころがもう1つ!
演劇ロマン駅という愛称を持つこの駅の近くには、「能登演劇堂」という仲代達矢さんと無名塾が監修した劇場があります。
自然がステージの一部となったこの劇場では、毎年無名塾の公演が行われるとのこと。駅員さんに舞台の様子をお聞きし、スケジュールが合えばぜひ直接見に行きたいと思いました。

こうして1時間の乗車の後、終点七尾駅に到着しました。
ぜひ、次回天気のいい時に乗りたいなぁと思います。また宿題が1つ(笑)
のと里山里海号の詳細は、のと鉄道のHPにてご確認ください。