生産量の少なさで日本ではほとんど流通しないモラヴィアワイン。そのモラヴィアワインの有名な生産地であるズノイモにやって来ました。
今回の旅の一番の楽しみである「VINO BUS」に乗って、ワイナリー巡りをするのが目的です。
ズノイモは、ガイドブックにも載らない、日本人には馴染みのない街ですが、ブルノのバスターミナルの7番乗り場からバスに乗って約1時間15分、オーストリアとの国境沿いにあります。

★「VINO BUS」について
同じチェコ親善アンバサダーのtoshiさんのブログで教えていただいた「VINO BUS」は、3時間ほどで6つのワイナリーを巡るというワイン好きにはたまらないツアーバスです。
1人参加でしたので、すでに予約の入っている日にち時間を選んで、前もって日本から以下のHPからインターネット予約をしておきました。
VINO BUS : http://www.vinobus.cz/en/

バスは、6月から9月は日曜日を除く毎日、1日3回(10:00、13:50、17:15)旧市街のマサリク広場より出発します。今回私は13:50のバスに参加しました。

「VINO BUS」の停留所の前で待っていると、出発10分くらい前にバスがやってきました。料金150コルナは乗車の際支払います。バスの中でワイングラスを配られ、ツアー中このワイングラスにワインを入れてもらい試飲します。参加者は、私の他にチェコ人カップル1組という少人数でした。
★ワイナリー巡りに出発!
まずバスが向かったのは、旧市街を出てすぐのロウカ修道院のワインセラー。ここは、ワイン博物館やワインショップも併設している大きなワインセラーです。


ツアー参加者は、試飲のメニューの中から好きなものを選び、1杯50dlをそのグラスに注いでもらいます。その後のワイナリーも含め、だいたい1杯15~25コルナ(75~125円)という日本では考えられない安さ!もちろん2杯目も飲めるようですが、6箇所巡るのでまずは1杯だけ。メニューはチェコ語のみですが、ガイドさんに自分の好み(私は辛口)を伝えると、お勧めを教えてくれます。

バスはブドウ畑の広がる細い田舎道を巡ります。
2件目は、ペンションのワインセラーで。私の中ではここで飲んだワインが一番好みでした。

3~5件目は、ワインセラーの屋外のベンチで、ブドウ畑を眺めながらいただきました。この上ない幸せな時間♪




最後のワインセラーでは、地下の貯蔵庫を見せてもらうことができました。

ガイドさんは年配の男性で、英語が上手じゃないからと言いながら一生懸命説明をしてくれました。どうしてこのツアーを知ったのか尋ねられたので、数か月前に参加した日本人の男性のブログを見たというと、よく覚えていらっしました。私は、日本人女性で初参加のようです(笑)
日本に持って帰るのは大変なので今回は購入しませんでしたが、気に入ったワインはボトルで買うことができます。1本だいたい100コルナ(約500円)とコストパフォーマンスは最高です。
この「VINO BUS」ワイナリーツアー、次回南モラヴィアを訪れる際は、必ずまた参加したいと思います。大満足のツアーでした。