道南いさりび鉄道にて木古内駅から函館駅までの帰り道、渡島当別駅にて途中下車します。
ここは「トラピスト修道院」の最寄り駅です。
★駅から修道院へ
11時16分に出発した電車は、11時36分渡島当別駅に到着しました。
駅舎は、教会をモチーフにした可愛い外観です。
駅舎の中には郵便局が併設されています。


内部もステンドグラスの窓やマリア像など、とても趣のある建物です。

駅から修道院までは、片道1.5㎞、徒歩約20分の道のりです。
駅舎を出て右にしばらく進むと、修道院の入り口を示す標識が現れます。標識に沿って右に曲がると、そこからは一本道です。
途中咲いていた花がとても綺麗だったので、思わずシャッターをパチリ。

ポプラ並木の向こうに、茶色のレンガの建物が見えてきました♪
ここが「トラピスト修道院」です!
まるで海外の絵葉書のような風景です❤


★トラピスト修道院について
トラピスト修道院の正式名称は「厳律シトー会灯台の聖母大修道院」、明治29年日本最初の男子トラピスト修道院として創設されました。
現在も修道士の方々が生活されていて、女性禁制、男性は予約制にて内部を見学することができますが、今はコロナ禍で予約も受けつけていないそうです。
修道士の方々が、修道院の伝統製法によって作られるクッキーや発酵バターは、お土産として有名です。
こちらの売店で購入することができます。

売店では、そのバターを使ったソフトクリームを販売しています
トラピストクッキーが添えられていて、濃厚なソフトクリームがとても美味しかったです♪

修道院の入り口を訪れます。


門の奥には、修道院の建物が見えます。


祈りの場である修道院は、静寂と神聖な雰囲気に包まれていました。
心洗われるような空間でした。

★帰り道の景色を楽しむ
では、駅に戻りましょう。
先ほど歩いてきた並木道の向こうには、海が広がっています。


教会の敷地内では、干草ロールの作業中。北海道らしい風景で、嬉しくなります♪

海が見える場所に出てきました。
遠くに見えるのは津軽半島、目の前は青森県です。
津軽海峡を渡っている船は、青函連絡船かな。


景色を楽しみながらの駅までの帰り道、13時12分の電車で函館に戻ります。