井原鉄道の鉄印旅、途中下車したのは、清音駅から5駅目の矢掛駅です。

★江戸時代の面影を残す町
矢掛は、江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄えた町です。
駅を出てまっすぐ道路を歩くこと5分、急に町の様子が変わります。
白壁と板張り壁の家々の間の狭い路地を抜けると、まるでタイムスリップしたような街並み!

通りに面した家は、どれも昔ながらの趣を残す作りとなっています。
こちらは、五軒並んだ妻入り屋根の住宅。


★篤姫も宿泊した本陣
江戸時代、参勤交代の大名行列で、大名が宿泊したのが「旧矢掛本陣石井家住宅」です。
海路を使って江戸に向かう西国大名が多い中、陸路を使用した福山藩、薩摩藩などの大名が、この本陣を利用しました。


大名たちの宿泊の際、門の前に掲げた宿札など、当時の資料がたくさん保管されています。その中には篤姫が宿泊した記録が残っています。

約1000坪を誇る屋敷には、立派な蔵が立ち並んでいます。



元々酒造業を営んでいた石井家の蔵には、当時をしのぶ道具も残されています。


★楽しい街歩き
通りに面した家々は江戸時代の名残を残していて、街歩きをするのがとても楽しい所です。
こちらは、現在宿として使われています。

店舗として使われているところもたくさんあります。






私が特に気に入ったのは、町はずれにある白壁。
瓦の装飾と白壁のデザインがとても素敵です♪



江戸時代にタイムスリップしたような町、矢掛。
ぜひ訪れていただきたい、おすすめの町です。