鳥取の鉄印旅、「智頭急行」に乗って途中下車したのは平福駅です。
★近畿の駅百選、平福駅
兵庫県佐用町にある平福駅。
無人駅ながら、駅舎は立派な瓦屋根を持つ大きな造りで、近畿の駅百選に選ばれています。



一方、ホームは木造りの素朴なのが微笑ましいかぎり。

★川面に映る町屋群
平福で私がどうしても見たかったのが、川面に映る土蔵群の風景です♪
平福駅からすぐ、作用川沿いに土蔵や古い家屋が立ち並んでいます。
かつて因幡街道の宿場町として栄えた名残を残しています。



特に、土蔵の立ち並ぶエリアでは、澄んだ水が美しい作用川に空と土蔵が映り込む姿がこの町を代表する風景で、カメラのシャッターを押すのが止まりません(笑)



この土蔵のある3軒の住宅は、兵庫県景観形成重要建物に指定されています。真ん中の瓜生原家は、代々鋳物業を営んでいて、兵庫県登録文化財にもなっています。



石垣は当時のまま、建物から川に直接降りられるように、川門と呼ばれる板戸が付いています。

では、川べりに行ってみましょう。この小路は、瓜原家の屋号「吹屋」にちなんで、吹屋小路と言われています。

川べりには歩道が続いていて、散策をすることができます。


きっと昔の人も見上げたであろう景色ですね。

川沿いの風景を楽しんだ後、平福の街の散策はまだまだ続きます。。。