鳥取、鉄印旅。智頭急行の始発駅、智頭の町を散策します。
★杉の森に囲まれた街道の宿場町
因幡街道と備前街道が交差する宿場町として栄えた智頭の町は、今もその風情を残す町です。
杉の町らしく、家の軒先に杉玉を吊るしている家があちこちで見られます。

杉板張りの壁が美しい家々の間には、細い小路と水路が。趣がありますね♪


壁に絡まる紅葉がとても綺麗です。

旧街道の面影を残す通り。タイムスリップしたようです❤


こちらの家屋も、歴史を感じますね。


江戸時代から続く、鳥取最古の日本酒蔵元「諏訪酒造」さん。
「梶屋」の屋号と大きな杉玉、なまこ壁の白い蔵が目印です。

いくつか試飲をさせていただき、ひやおろしの純米酒と純米吟醸酒の2種類を購入しました!
どちらも口当たりがよく、とても美味しいお酒でした❤

★智頭宿の見どころ
「石谷家住宅」は、大正時代に建てられた智頭を代表する家屋で、国の重要文化財に指定されています。
石谷家は、江戸時代から続く大商家で、この石谷家住宅は、敷地面積3000坪、部屋数40以上と、驚くほどの広さのお屋敷です。
広すぎる故、今回は時間がなく、泣く泣く見学を諦めました。ぜひリベンジを。。。

石谷家住宅のHPは、こちら
石谷家住宅の前に、洋風の建物があります。

こちらは、昭和16年に建てられた「智頭消防団本町分団屯所」です。
国の登録有形文化財に指定されていて、2階建ての切妻造りの洋館がノスタルジックです。

「塩屋出店」は、石谷家の分家で、主屋の町屋と洋館が国の登録文化財に指定されています。
現在主屋はお食事処となっていて、店内からはガラス窓ごしに中庭と洋館の景色を楽しむことができます。
洋館は「西河克己映画記念館」として公開されていて、昭和の日本映画の黄金期に活躍した西河映画監督の作品のポスターや台本などが展示されています。

まだまだ見どころたくさんの智頭の町、今回は駆け足での観光でしたが、ぜひ次回はゆっくり訪れたいと思います。
智頭観光協会のHPは、こちら