2022年最後の鉄印旅は、鳥取の2つの路線を訪れました。
まずは、昭和の雰囲気漂う「若桜鉄道」に乗車します。
★若桜鉄道の紹介
鳥取県の山間部、郡家駅から若桜駅まで、8駅19.2㎞を走る第三セクター鉄道です。
若桜鉄道は、鳥取駅までJR因美線の線路に乗り入れているため、今回の私の旅は鳥取駅から出発します。
乗車したのは、水と川をイメージした青い車体の「昭和」号です。
デザインしたのは、私が敬愛する工業デザイナー水戸岡鋭治さんです。
「昭和」号の他にも、赤い車体の「八頭」号、緑の車体の「若桜」号と、三種類の車両があります。


水戸岡さんのデザインらしく、車内は木のぬくもりがいっぱいです。


若桜鉄道のHPは、こちら
★若桜駅が素敵すぎる
鉄印は、終点の若桜駅でいただきます。
桜の背景が可愛い鉄印ですね。

若桜駅の駅舎は、水戸岡さん監修のもと、令和2年に改装されました。
駅の窓口は、木枠のデザインとすりガラスがとても素敵です。

窓口の隣にある「わかさカフェ」。
古い写真や絵が飾られたノスタルジックな待合室で、コーヒーをいただきます♪




★鉄道遺産がいっぱい
私が訪れた日は、ちょうど鉄道イベントが行われていて、SLトロッコ列車に無料で乗ることができました。

硬券の記念乗車券。嬉しいですね♪

SLが引っ張るトロッコを連結します。

転車台は、今も現役です。

転車台の奥には、給水塔があります。
かつて機関車が走っていた頃に使われていたのだとか。

若桜の街を散策後、再び鳥取駅に戻ります。
帰りの切符も硬券でした。やったー!

帰りの車両には、こちらの隼ラッピング列車が連結されていました。
スズキの大型バイク「隼」と同じ名前のため、バイク愛好者から聖地とされている隼駅。
毎年夏には全国各地のライダー2000名が集まるイベントがあるのだとか。

そういえば、隼駅に到着した時、地元の方がホームから手を振ってくれました。ほっこりしたなぁ~♪
古い木造の駅舎が多く残り、レトロ感満載の若桜鉄道。地元の方にも愛されるとても素敵な鉄道でした。
今回は時間がなく、途中下車を楽しむことができなかったので、また必ず再訪したいと思います。