2018年10月、初めてのポルトガル旅♪
リスボンを拠点として、近郊の街を電車やバスで巡るお一人様旅です。
★まずはベレン地区へ
初日は、夜遅くにリスボンに到着したため、2日目の朝からリスボン観光に繰り出しました。まずは、必ず見ておきたかったベレン地区の世界遺産に向かいます。
今回のホテルは、レスタウラドーレス駅近くの「フロレセンテ」。ホテルから歩いて5分程のロシオ広場から、15番の路面電車に乗って30分、前日に空港のインフォメーションで購入した乗り放題のリスボアカードの48時間用(32ユーロ)を使って、ベレンに向かいます。
★白い宝石 ジェロニモス修道院
路面電車の駅を降りると、進行方向右手に世界遺産「ジェロニモス修道院」が堂々とした姿で現れます。青い空と太陽の光に輝く白い大理石の壁や彫刻には、感動せずにいられません。

入場券を購入するのに混みあうと聞いていたので、隣の国立考古学博物館でセット券(リスボアカードで無料)を購入してから修道院に向かいました。
入口左側にある南門は、見どころの1つです。上部には、聖母マリア様を中心に、24人の聖人と聖職者たちの彫刻が、扉の上にはエンリケ航海王子の像を見ることができます。とても緻密なこの彫刻にしばし見とれていました♪


中庭を囲む2階式の回廊は、「マヌエル様式」と呼ばれるロープや鎖、さんご、ヤシの木などの大航海時代を象徴するモチーフが使われています。まるで白いレースのような緻密で壮麗な装飾です。


1階には、建設当時の食堂があります。壁面のアズレージョは18世紀のものです。


2階に上がって見下ろす回廊と中庭も、本当に綺麗です。


修道院内のサンタ・マリア教会は、2階の聖歌隊席から眺めが素晴らしいです。ヤシの木をモチーフにした柱と、王家の霊廟でもある祭壇は、とても荘厳な雰囲気です。

この素晴らしいマヌエル装飾、必見です!