ポルトガルのお菓子と言ってまず思いつくのがエッグタルト、ポルトガル語で「パステル・デ・ナタ」ですよね。その中でも1番有名にて美味しいのが、ジェロニモス修道院のすぐそばにある「パスティス・デ・ベレン」のナタではないでしょうか。
★修道院の伝統の味を引き継ぐ絶品ナタ
路面電車のジェロニモス修道院駅の少し手前に、そのお店「パスティス・デ・ベレン」があります。

1837年創業の老舗のお店で、ジェロニモス修道院から伝わった作り方を今も継承しているとのこと。とても人気があるので、朝早くに訪れたにも関わらず多くの人で混雑していました。テイクアウトの人は直接レジに並びます。私は熱々を食べたかったので、お店でいただくことに。奥行きが広いお店ですが、すでに満席近く、ようやく見つけた入り口近くの席に座って、ウェーターさんがオーダーを聞きにきてくれるのを待ちます。メニューを見てみると、ナタの他にもケーキ類も充実しています。
私は、ナタ2つ(2つで2.2ユーロ)とメイア・ドゥ・レイテ(1.25ユーロ)を注文しました。ポルトガルのコーヒーは、ミルクの量やカップの大きさによっていくつもの呼び名があります。メイア・ドゥ・レイテは、コーヒーとミルクが半々で、大きなカップで出てくるコーヒーです。
お店の中は、素敵なアズレージョがいっぱいで、眺めているだけでも楽しいです。

美味しそうなナタが運ばれてきました♪これで、3.45ユーロって安すぎる!熱々でトロトロのカスタードはなめらかで甘すぎず、皮もパリパリでもっと食べれそう。

後日、ホテル近くのナタのチェーン店で食べたナタがこちら。

それなりに美味しかったですが、「パスティス・デ・ベレン」のナタに全然及ばず。時間があればもう1度食べに行きたかったです。ぜひ次回リスボンを訪れた時には、再訪したいと思います。