プラハでミュシャを楽しむなら、ぜひ訪れていただきたいのが「市民会館」の「市長の間」です。

★市民会館のガイドツアー
「市民会館」では、1日数回ガイドツアーが行われていて、内部を見学することができます。日によってスタート時間が異なるので、私は窓口で確認をして、チケットを購入しました。私が参加した回は20人ほど、その内日本人は、私を含め8人でした。ガイドは英語で行われ、1階の集合場所から、ガイドさんに付いて2階へ。まずは、スメタナホールを見学します。スメタナホールは、舞台だけでなく、天井や壁の装飾が本当に素晴らしく見どころ満載です。



次にいくつかのサロンを見学します。こちらは、元々女性のためのサロンで、今は一般の方でも、予約をすればイベントやパーティーで使用できるとのこと。天井や壁のアールヌーボー装飾がとても綺麗です。
こちらは、バラツキーホールの壁一面の壁画です。迫力があります。
★ミュシャが描いた市長の間
そしてツアーの最後に訪れるのが「市長の間」です。天井と壁一面にミュシャが描いたのは、スラブ民族の団結です。ミュシャは、愛国心からこちらの制作を無償で引き受けたそうです。天井画だけでなく、窓ガラスやソファー、カーテンなどの装飾に至るまで携わったミュシャの世界観に、本当に感動します♪






天井に向かって描かれているのは、チェコの偉人たち。
本当に息を飲むような素晴らしい「市長の間」、ガイドツァーでしか見ることができないので、ぜひ時間があれば訪れてほしい所です。