「ファンテ」とは、乾燥スケトウダラのこと。
乾燥スケトウダラといえば、「プゴク」を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、加工方法によって、ファンテとプゴクと呼び名が変わります。
プゴクは、潮風にさらして干して乾燥させたものですが、ファンテは、寒い冬に夜に凍らせ日中に解凍させることを繰り返す手間暇かかった干物です。江原道の特産品で、高たんぱくで低カロリーの食材です。
今日は、自宅で韓国料理のファンテスープを作ってみました♪
【材料】※2人前
・ファンテ 40g
・水 600cc
・クシダ 大さじ1 ※作り方で紹介しています
・ごま油 大さじ1
・大根、白ネギ、豆腐(175g) ※野菜はお好みで
・卵 1個
・刻みネギ 適量
★作り方
まずは、ファンテを水に戻します。
今回私が購入したのは、こちらのファンテ。同じく江原道特産のコンドレを購入した際に、一緒に手に入れました。
私が購入した楽天市場のお店は、こちら

ボールに入れ、ファンテがかぶるぐらいの水を入れます。

10分程で、柔らかくなります。

鍋にごま油を入れ、ファンテを軽く炒めます。

火が通ったら水を入れ、拍子木切りの大根・薄切りの白ネギ・クシダを入れ、大根に火が通るまで煮ます。

今回だしとして使用したのが、こちらの「クシダ」です。
クシダとは、ファンテの粉末を主原料とした韓国のうまみ調味料で、ファンテと一緒に購入したものです。私はファンテスープ以外に、チゲなどにも使用しています。
クシダが手に入らない場合は、市販のだしの素に塩コショウを入れていただいても大丈夫。

大根が軟らかくなったので、さいの目切りの豆腐を追加。

豆腐に火が入ったら、溶き卵を入れ火を止めます。

器によそって、刻みネギを散らせば出来上がり!

雑穀米とキムチで、いただきます♪

優しいスープの味がとても美味しい❤
ファンテも臭みもなく柔らかく、満足の出来上がり。定番のメニューになりそうです。