岩国・宮島(2022.10) PR

安芸の宮島の旅 ~宮島散策編~

広島、宮島の旅。

嚴島神社、弥山の後は、宮島内を散策します。

 

★大聖院のお地蔵様

嚴島神社の東側、滝小路の奥にあるのが大聖院です。

大聖院は、真言宗御室派の総本山で、宮島の寺院の中で最も歴史が深い寺院です。

仁王門をくぐると、境内への階段が続きます。

階段の真ん中には、大般若経筒が設置されていて、触れて参ると無量の福が訪れると言われています。

 

遍照窟には、四国八十八ヶ所の本尊が安置されたお砂踏み道場があり、その砂を踏むことによって、四国八十八ヶ所霊場を巡礼するのと同じような功徳を積むことが出来ます。

天井にぶら下がる明かりが、とても幻想的です。

 

大聖院は、お地蔵様が境内にたくさんいらっしゃることで有名です。

お地蔵様はどなたも、とても表情が豊かです。

特に五百羅漢園は圧巻で、一体一体被り物をされていて、とてもユニーク。

他にも境内には見どころいっぱい、フォトジェニックなお寺です。

 

 

★豊国神社と五重塔

嚴島神社の隣にある豊国神社と五重塔を訪れます。

1407年に建立された五重塔、国の重要文化財に指定されていて、とても美しい姿をしています。

この光明院近く、豊国神社や瀬戸内の海を奥に、土塀越しに見える五重塔の姿は、本当に絶景です♪

 

五重塔の横に建つ豊国神社は、857畳の畳を敷くことができることから、千畳閣とも言われています。こちらも国の重要文化財です。

豊臣秀吉の命によって建立されましたが、秀吉が亡くなったため、未完成のまま今に至っています。 内部の柱や天井は、簡素な造りのままです。

 

千畳閣からは、嚴島神社を見下ろすことができるのですが、これは豊臣秀吉が、自身を神様より上に位置する存在だとアピールするためだったのではと思えたりしました。

 

もう一方からは、瀬戸内の海がよく見渡せます。

もしこの建物が完成していたらどうだったんだろうかと、ロマンを掻き立てられる場所でした。

宮島は、見どころは嚴島神社だけでなく、数多くの寺社仏閣が存在し、お土産屋さんや食事処の立ち並ぶ表参道の裏にある町屋通りは、昔ながらの家々が立ち並んでいますので、ぜひ散策されるのをおすすめします。

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