ソウル・安国にある「雲峴宮(ウニョングン)」を訪れました。
★雲峴宮について
史跡に指定されている「雲峴宮」は、地下鉄3号線安国駅4番出口から徒歩数分のところにあります。

朝鮮時代末期、第26代王高宗の父、興宣大院君の私邸であった「雲峴宮」は、高宗が12歳で即位するまで過ごした場所でもあります。
入場料無料で見学することができ、一歩門をくぐると、都会の喧騒から切り離された朝鮮時代の空気が流れています。



★雲峴宮の見どころ
「老楽堂」は、一家の祝い事を行う建物で、高宗の宮中婚礼「嘉礼」もこちらで執り行われました。


「老安堂」は、男性の居住空間であるサランチェで、客人を迎える場所でもありました。



「二老堂」は、男子禁制の女性だけの場所で、家事などを行う母屋の役割を果たしていました。


奥に見える緑の屋根の白い建物が、1912年に建てられた雲峴宮の洋館です。
現在、徳成女子大学のキャンパスとして使用されています。
こちらの外観は、大好きな韓国ドラマ「宮」で主人公シンとチェギョンの住まいとして使われました。また「トッケビ」のロケ地でもあるそうです。

「トッケビ」人気で見学者が増えたため、現在キャンパス内は関係者以外入ることができないとのこと。いつかまた解放された時には、ぜひ訪れたいと思います。
景福宮や昌徳宮に比べると規模は小さいですが、訪れる人もそんなに多くなくゆっくり見学できます。のんびり歴史文化に触れるにはおすすめの場所です。
コネストの紹介記事は、こちら。