2023年9月、4年ぶりのチェコ旅。
今回の1つ目の旅の拠点は、チェコ第2の都市ブルノです。
前回の訪問では、ブルノのユニークなスポットを散策したので、今回は代表的な2つの観光場所を訪れました。

丘の上に立つシュピルベルグ城
旧市街の西の丘にそびえているのが、「シュピルベルグ城」です。
シュピルベルグ城は、13世紀に建てられた居城で、のちにヨーロッパで最も恐ろしい刑務所として使われた歴史を持ちます。

城の立つ丘へは、勾配のある坂道を登って行きます。
城の入口が見えてきました。

坂道の途中からは、ブルノの景色が見渡せます。

城内への入口にある案内板で、チケット購入場所を確認します。

レンガ造りの橋を渡り、小さな広場に入って右手に、チケット売り場の建物があります。


塔の見学(100CZK)と博物館の入場(160CZK)のチケットを購入しました。
城内を巡る色々なガイドツアーもありましたが、次回の宿題ということにしました(笑)。
チケット売り場の建物のすぐ左手に、塔への入口があります。
係員の方にチケットを見せたら、階段を登って行きます。

途中には、昔使われていた拷問道具が。。。
ちょっと怖いです(笑)

階段を登りきると、塔の窓から「聖ペテロ聖パウロ聖堂」の姿が!
まるで絵画のような景色に、感動です。

踊り場に出ると、360°のパノラマが楽しめます♪
午前中の曇り空で、少しもやがかかっていましたが、それがまた幻想的な雰囲気をかもしだしていました。


塔からの眺めに大満足して、今度は博物館に向かいます。
博物館の入口は、チケット売り場の建物の真向かいにあります。
城の建設当時の出土品から、刑務所として使われていた時の資料や道具、絵画やファッションまで、時代を追って展示されています。

掘り出された昔の遺構の上を、歩くことができるようになっていました。

こちらはナチスの道具や資料、拷問道具や牢獄の展示もありました。

膨大な展示物で、すべて見て回るにはとても時間がかかるので、余裕を持って訪れることをおすすめします。
2つの尖塔が美しい聖ペテロ聖パウロ聖堂
シュピルベルグ城の観光を終え、次に向かったのが「聖ペテロ聖パウロ聖堂」です。
前回の旅では、ゆっくり見学できなかったので、今回はそのリベンジです。
高台にそびえる聖ペテロ聖パウロ聖堂は、圧倒的な存在感を示すブルノを代表する建築物です。
私自身、ブルノに向かうバスの車窓からこの聖堂が見えると、「ブルノにやってきたんだなぁ~!」と、いつも実感します。
ゴシック様式で、2つの尖塔を持つ聖ペテロ聖パウロ聖堂は、近くで見ると、更にその姿に感動します。


正面のファザードの繊細な彫刻や装飾も、必見です。

聖堂内の祭壇は金色に輝いています。
後ろのステンドグラスも、荘厳な雰囲気です。

見どころたくさんのシュピルベルグ城、荘厳な佇まいが美しい聖ペテロ聖パウロ聖堂、ブルノを訪れた際は、ぜひ行かれることをおすすめします。